あのベンチにいた時は5時だったけど
意外と時間が経つのは早いもので
気がつくともう、学校に行く時間になっていた
L.
誰にも聞こえないように、弱音を吐く
L.
行きたくないけど、行かなきゃ行けないから
なんとか、覚悟を決めた
ガラガラっと音を立てて教室に入る
そうすれば、いつも通り
騒がしかった、教室が凍りついていく
邪魔者を見るような冷たい視線
りうらが何をしたって言うんだよ
L.
でも、この時間を耐え抜けば
楽しいことが待ってるから……。
地獄のような時間が終わり
放課後の部活の時間になる
僕が真っ先に向かったのは美術室
L.
I.
Y.
S.
笑顔で迎え入れてくれる、先輩たち
やっぱり、ここは温かいな
美術部は俺の唯一の居場所だ。
L.
N.
H.
L.
照れてるのを隠して、お礼を述べる
たとえ、お世辞だったとしても嬉しかった
L.
それでも、時間はあっという間に過ぎる
楽しい時間は尚更はやく、過ぎ去っていく
N.
N.
ないこ先輩が部活の終わりを告げる
りうらは、帰りたくない気持ちを押し殺して
重たい足を動かし、美術室を出た
家まで、もう少しといった所で
ひとつの人影が見えた
歩いていけば、行くほど
だんだんと、その人影がはっきりしていく
人影は……、お母さんだ
L.
m.
m.
L.
m.
L.
m.
泣き崩れる母
こうなった母は歯止めがきかなくなる
L.
まるで、なにかのドラマか映画に
ありそうなセリフ……
m.
m.
そう言って、りうらを抱きしめる母
朝はりうらのこと、いらないって言ったのにね
なんなんだろう、本当に
L.
りうらを幸せにしてくれる、?
そんな訳ないじゃん
でも、そんなりうらの想いなんて誰にも届かない
こんな風に
本音も、感情も全て隠し続けなきゃいけない
そんな人生になんの意味があるの?
母という鎖がりうらの体を少しずつ蝕んでいく
そんな、気がした。
リリン
リリン
リリン
リリン
リリン
リリン
リリン
リリン
𝐧𝐞𝐱𝐭…♡800
コメント
48件
コメ欄見てたんだけどさ…みんな背高くない?!あ、歳の差かな…
この作品、すごい、もう、うん。神ですね()体重は言えませんが身長は162でした!
身体測定3cm伸びた!!やったー!クラスで3番目にでかくなった!