短 編 集 。

桃赤 短編集

ご本人様とは一切関係ありません

1話目

冬の真夜中

君にかけてしまった電話

聞きたくて、聞きたくない声

『…もしもし、』

君にはなんでもお見通し

俺の考えてることわかるんじゃないか、なんて

声が、震える

きっとそれは寒いから。

心のどこかで、そう言われた。

息が詰まって、視界が歪む

『さとちゃん』

別れてから1回もこう呼ばなかった

君がそうしてくれって言ったから

視界が歪んで立っていられない

しゃがんで

叫んだ。

2話目

俺の彼氏、いや、彼女はウルサイ

俺にくっついて離れない、コアラみたいだ

あれ、いつもより素直、

つかれたので

ねます

ブクマひとことください