貴裕
貴裕
季節はもう夏。 俺は仲間に呼び出され、買い出しに行ってこいと命令された。 暑い中たくさんのビニール袋を手に提げ、汗をダラダラに流しながら隠家に帰ることろだった。 この後俺は大阪の付近まで任務に向かわなければいけない。 任務の内容は、ある子供が数週間前に誘拐され、それ以降 子供の行方は分からないとのことだ。 犯人は子供をどこに連れ去ったのかも、警察はまだ調査中らしい。
貴裕
しかし、自分が行かなければこの事件は未解決だろう。知識も勉強も低レベルな俺が行って大丈夫なのだろうか…?? 一応 他にも一緒に行く仲間は1人いるが、どうにか足を引っ張らないように頑張るしかない、、、
貴裕
紅月
貴裕
紅月
貴裕
紅月
貴裕
紅月
貴裕
貴裕
紅月
貴裕
俺はこうして、しばらく紅月さんと話をしてから任務へ向かうことにした
貴裕
相方
貴裕
相方
普通に笹谷って呼べ
笹谷 鈴琉
貴裕
笹谷 鈴琉
貴裕
笹谷 鈴琉
貴裕
貴裕
今日の任務を一緒にこなす相手の名前は「笹谷 鈴琉」というメガネを掛けた男の人だった。年齢は俺より1つ年上(18)で、目のつり上がった少し怖い感じの洋装をしていた。額には怪我なのかどうかは知らないが、包帯のようなものが巻き付けられている。
笹谷 鈴琉
お前は住民に話を聞いてくれ
貴裕
俺は笹谷君に指示され、早速 住民に話を伺った。
貴裕
最初は、公園のベンチに座っている女性に聞いてみた
住民
貴裕
住民
貴裕
俺はてっきり自分が警察だと嘘をついてしまった。
だが、ここで「いいえ」と答えてしまえば、相手は疑問に思うだろう。
貴裕
住民
住民
女性はそう言うと、カバンから写真を取りだし、俺に見せた
その写真には、幸せそうに笑う少年の姿が映っていた
しかし、俺は思った。 どうしてこの女性が誘拐された子の写真を持っているのかと
貴裕
住民
住民
貴裕
衝撃的な答えに、俺は驚いた
住民
住民
住民
住民
住民
俺は女性の心に寄り添うように 頷きながらその話を聞いていた
子供がそんな短時間で居なくなるのだろうかと思ったが、それほど犯人の行動が素早かったのだろう
貴裕
貴裕
必ず見つけ出します
住民
貴裕
続く