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貴裕

(まさか買い出しに行かされるとは…)

貴裕

俺、このあと任務なのにな〜…

季節はもう夏。 俺は仲間に呼び出され、買い出しに行ってこいと命令された。 暑い中たくさんのビニール袋を手に提げ、汗をダラダラに流しながら隠家に帰ることろだった。 この後俺は大阪の付近まで任務に向かわなければいけない。 任務の内容は、ある子供が数週間前に誘拐され、それ以降 子供の行方は分からないとのことだ。 犯人は子供をどこに連れ去ったのかも、警察はまだ調査中らしい。

貴裕

(行方が分からないってどう言う事???絶対この任務俺が数週間かかるだろ!場所さえ分かれば乗り込めるのに!!)

しかし、自分が行かなければこの事件は未解決だろう。知識も勉強も低レベルな俺が行って大丈夫なのだろうか…?? 一応 他にも一緒に行く仲間は1人いるが、どうにか足を引っ張らないように頑張るしかない、、、

貴裕

戻りました〜

紅月

お、貴裕おかえり

貴裕

あれ?他のみんなは何処に?

紅月

次向かう任務の現場の確認をしに行っている。

貴裕

そうですか、、

紅月

お前もこの後任務だろ?

貴裕

はい!

紅月

今回の犯人は上手く顔を把握できていない点もある。一応 服に小型盗聴器とカメラを付けといてくれないか?何かあれば直ぐにこちらが向かう

貴裕

わかりました!

貴裕

でも、俺なんかが行って大丈夫ですか??そんな難しい任務

紅月

どんな任務でも最初は一応 相方が着いている。分からなかったらそいつに聞いてみろ

貴裕

そ、そうですね…

俺はこうして、しばらく紅月さんと話をしてから任務へ向かうことにした

貴裕

だいたいここだったような…

相方

お前が今日の任務を一緒にこなす相手か?

貴裕

は、初めまして!奈江崎 貴裕です!

相方

俺は「笹谷 鈴琉」(ささや すずる)
普通に笹谷って呼べ

笹谷 鈴琉

よろしくな、貴裕

貴裕

よろしくお願いします

笹谷 鈴琉

それともう1つ!

貴裕

Σ(OωO )ビクッ!?

笹谷 鈴琉

足引っ張るなよ??(圧

貴裕

は、はぃ…!!!!

貴裕

(怖いいいぃ!!!!)

今日の任務を一緒にこなす相手の名前は「笹谷 鈴琉」というメガネを掛けた男の人だった。年齢は俺より1つ年上(18)で、目のつり上がった少し怖い感じの洋装をしていた。額には怪我なのかどうかは知らないが、包帯のようなものが巻き付けられている。

笹谷 鈴琉

俺はこの当たりを探す
お前は住民に話を聞いてくれ

貴裕

わかりました!

俺は笹谷君に指示され、早速 住民に話を伺った。

貴裕

あの、すみません!

最初は、公園のベンチに座っている女性に聞いてみた

住民

あ、はい

貴裕

ここら辺で子供が誘拐された事件知ってますよね!

住民

まぁはい。警察ですか?

貴裕

えっと…はい!そうです!

俺はてっきり自分が警察だと嘘をついてしまった。

だが、ここで「いいえ」と答えてしまえば、相手は疑問に思うだろう。

貴裕

その事件について、話を聞きたいのですが…

住民

そうですね… ここら辺では、柄の悪い若者たちが多くて、少し困ってます

住民

誘拐した犯人について詳しい情報は知りませんが、誘拐された子はこの子です

女性はそう言うと、カバンから写真を取りだし、俺に見せた

その写真には、幸せそうに笑う少年の姿が映っていた

しかし、俺は思った。 どうしてこの女性が誘拐された子の写真を持っているのかと

貴裕

あの、どうしてこの写真をあなたが…

住民

はい…

住民

私はこの誘拐され子供の‘’母親”です

貴裕

!!!!?

衝撃的な答えに、俺は驚いた

住民

あの子はとても人懐っこくて、声を掛けられれば、すぐについていってしまうような子でした

住民

この子をこの公園で遊ばせている時、夫に連絡を入れようとして、少しスマホを見ていたんです

住民

私は再びスマホをカバンにしまい、前を向きました。

住民

そしたら、あの子の姿がどこにもなくて、夜になるまで必死に探しました

住民

けど、一向に見つからなくて…

俺は女性の心に寄り添うように 頷きながらその話を聞いていた

子供がそんな短時間で居なくなるのだろうかと思ったが、それほど犯人の行動が素早かったのだろう

貴裕

なるほど…

貴裕

任せてください
必ず見つけ出します

住民

!!本当ですか??…

貴裕

はい

続く

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