時間を越えても
変わらないモノ
変わるモノ
恋をする2人の中で
時間を越えて
「愛」にするには?
中学から社会人の先まで……
「 時間を越えて 」
◇
◇
◇
新緑、寒い冬を越えて芽吹き
そして花が咲きだして.
私は今ここにいる.
まだ寒さ残る時期は不安だった.
それでも、私は今ここにいる.
水野 咲哉
水野 咲哉
樋口 夏夜
樋口 夏夜
思えば3年と少し前の出来事.
まだ中学生だった私は
憧れの先輩が進学した高校へ
チャレンジをした.
そう、受験を.
無理.
今思えばある意味で無謀とも思える.
でも、懐かしい記憶.
◇
◇
樋口 夏夜
樋口 夏夜
夜中の受験勉強がなかなか捗らない.
私は、部屋の窓から見える
月にペンを向けた.
樋口 夏夜
樋口 夏夜
樋口 夏夜
よく、受験勉強に恋愛が入り込むと
集中が出来ないと、だから
その前に何かしら整理をつけておけ!
だれが言った話かは知らないけれど
樋口 夏夜
一人呟くも、また机に向かう.
そんな毎日だった.
それもこれも、憧れの先輩が
進学した高校へ行くため.
樋口 夏夜
樋口 夏夜
受験勉強に恋愛が入り込むと
集中が出来ないと
だからその前に何かしら
整理をつけておけ!
再び、頭をよぎるが
フト思った心配事はそれではない.
◇
私と1つ上の先輩は
別に恋人同士ではない.
知っている仲ではあった.
生徒会をしていた頃に
いろいろな事を一緒に取り組んだ.
仲が悪いとは思わなかった.
しかし、お互いにそれを越える話は
していない.
時々ある冷やかしの言葉さえも
悪くは思わなかった.
先輩も別に否定を
しているのを見たことはない.
「言わせておけ」
その程度.
樋口 夏夜
もしかしたら、私だけの恋心?
そう、先輩の心はわからない
今は私がある意味一方的に
追いかけている.
そうでしかない.
少なくとも、今はこの中学に
先輩の姿はないから.
でも受験する事は先輩に伝えてある.
しかし、応援してる。くらいの
言葉しかもらえなかった.
樋口 夏夜
樋口 夏夜
樋口 夏夜
そう自分に言い聞かせ机に向かう.
様々な不安と淡い期待を胸に秘めて.
それが、3年と少し前の出来事.
◇
◇
水野 咲哉
樋口 夏夜
樋口 夏夜
水野 咲哉
樋口 夏夜
樋口 夏夜
水野 咲哉
◇ ◇ ◇
3年と少し前を越えた頃.
💓きたら続きだします!!🙌 読んでくれて📖 ありがとです!!😳 ぜひ他のも 見てみてください!!😂
コメント
1件
続き楽しみです