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ぬっしっし(?)
ぬっしっし(?)
ぬっしっし(?)
ぬっしっし(?)
8月15日の午後12時半くらいのこと
えとさん
えとさん
えとさん
るなさん☆
400万の猫
猫を撫でながら君はふてぶてしく呟いた
るなさん☆
あぁ..逃げ出した猫の後を追いかけて飛び込んでしまったのは
赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが
るなさん☆
えとさん
君を轢きずって鳴き叫ぶ
えとさん
血飛沫の色
君の香りと混ざりあってむせ返った
えとさん
みたいな陽炎が
陽炎
って嗤ってる
夏の水色掻き回すような蝉の声に
全て眩んだ
えとさん
目を覚ました時計の針が鳴り響くベットで
えとさん
いつもありがと時計
いつもありがと時計
やけに煩い蝉の声覚えていた
えとさん
同じ公園で昨日見た夢を思い出した
えとさん
るなさん☆
周りの人
えとさん
るなさん☆
落下してきた鉄柱が
君を貫いて突き刺さる
えとさん
周りの人
風鈴
わざとらしい陽炎が
陽炎
って嗤ってる
えとさん
眩む視界に君の横顔
るなさん☆
笑ってるような気がした
えとさん
陽炎
えとさん
えとさん
えとさん
えとさん
えとさん
えとさん
バッと押しのけ飛び込んだ
瞬間トラックにぶち当たる
血飛沫の色
君の瞳と軋む体に
乱反射して
陽炎
文句ありげな陽炎に
えとさん
って笑ったら
実によく在る夏の日のこと
そんななにかがここで
終わった
目を覚ました8月14日の
ベットの上
少女はただ
るなさん☆
400万の猫
と1人猫を抱き抱えてた
ぬっしっし(?)
ぬっしっし(?)
ぬっしっし(?)