これは私の父が体験した話である
父がまだ結婚していない頃だった
父
今日も仕事疲れたな…。
父
今日の残業10時半までさせられてたのか
父
少しゆっくりするか、
インターホンが鳴った
父
誰だよこんな時間に!
父
宅配便にしては遅いだろ
父
全く迷惑だ
父
なんだ、友人じゃないか
友人
早く家に入れてくれ!
友人
頼む!
父
え!?わかったよ
父
どうしたんだよ
父
そんなに震えて
友人
今日はもう帰れない
友人
今からゆっくり話す
父
わかった
今から30分前のこと
友人は仕事が終わりアパートに帰るところだった
友人
明日も仕事かー
友人
今日は早く寝ようかな、
アパートに向かって帰っていると
麦わら帽子を深くかぶり
白いワンピースを着た
長髪の女の人が立っていた
友人
(なんだあの不気味な人は)
友人
(早くあの人の前通り過ぎよう)
通り過ぎようとした時
ガッ!
腕を掴まれた
友人
なっ!?
女
あの...
女
道お尋ねしてもいいですか?
友人
はい、いいですよ...
友人
(うわー話しかけられたよ)
友人はその女の顔を見た
その女は目の焦点が合っておらず
どこを向いているのかも分からなかった
友人
(まじか、変な人に話しかけられたな)
友人
(早く答えて帰ろう)
友人
それで行き道はどこなんですか?
女
○○番地の△△アパートの201号室
友人
知りません!!!
女が言った場所は
友人の住んでいる場所だった
友人
そのまま帰るとバレてしまう
女
すみません教えてください
友人
うわー!!!
住宅の角を利用して逃げた
なんとかまき
アパートについた
友人
ふりきったか、
友人
来てないよな
階段を上がり玄関に入ろうとした
女
道をお尋ねしてもいいですか?
友人
うわー!!!
友人
こんなんでお前の家に駆け込んだんだ
父
そうだったのか
父
今日は泊まっていけよ
友人
ありがとうな
父
おいうしろ...
友人
え!?
女
道をお尋ねしてもいいですか?
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