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めちゃめちゃ最高です😭😭 ぶくしつです!
めっちゃ泣いた😭✨ もう最高すぎる!! ブクマ失礼します!🙇♀️
めっちゃ感動です… 来世で会えたらいいですね… ゆうさんの物語見るといつも泣いちゃうんですよね🥲 でもそれほどゆうさんの物語が神作ってことですよね.ᐟ ブクマ失礼します🙌
主
主
主
ころん
るぅと
本人様とは関係ないです
ころんside
今日は部活で文化祭の準備が あるから、いつもより早く 家を出る
ころん
お母さんはリビングで寝ているため 控えめに行ってきますと言い、 玄関のドアを開ける
がちゃ、
ころママ
ころん
……が、お母さんはいつの間にか 起きていて、血相を変えて僕の前に 立った。
ころん
ころママ
ころん
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
そう言って膝から崩れ落ちるお母さん
ころん
ころママ
ころん
ころん
ころママ
ころん
ころママ
ころママ
ころん
そう、僕のお母さんは酷く過保護だ
お母さんはおかしい、そんな事は 分かってる。
だけど、もう何十年もこの生活を 繰り返していたら何も思わなくなった
こうなったのは13年前、僕が4歳の時
お父さんが自殺をした。
自殺…っていうか、事故だけど。
飲み会に誘われて、断りきれなかった お父さんは泥酔した。
そのまま足を踏み外して、駅の ホームから線路へ落ちたらしい
お父さんの事が大好きだったお母さん は、ショックを受け、その日を境に僕に必要以上に構ってきた。
最初は、「愛されてるなぁ」って 思ってた。
だけど、小学校高学年ぐらいのとき、 友達と遊びに行くと行った時に 強く反対された。
いつもは行かない、少しだけ遠い公園に行きたかっただけなのに。
「自転車で行けるよ」と言ったところ 「そんな危ないもの乗らなくていい」 と言われた。
当然、僕の友達は僕から離れていった
「ころんは遊ぶのが嫌いなんだ」 と思われて、僕は1人になった
ころママ
ころママ
ころママ
ころママ
ころん
ころん
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
ころん
ころん
ころママ
お母さんは僕を束縛したい訳じゃない
本当に、ただ素直に、僕を心配 してくれているだけ。
そう理解しているはずなのに。
時々、「あぁ、逃げたいなぁ」 なんて、思ってしまう。
ころママ
ころママ
ころん
このやり取りも何回したか分からない
毎日毎日、こう言ってくる。
「ころんが居ないと死んじゃう」 「ころんの為なら」 「ころんの事を思って、」
これがお母さんの口癖。
全部全部、愛されてる証拠。
だけど、その言葉がどうしようもなく 苦しくて、息苦しくて。
時々吐き気がする。
ころママ
ころママ
ころん
家の中は憩いの場、と言う。
学校や職場で疲れた体を癒す場所。
そんなの僕にとっては真逆で。
家の中にいる方が苦しいし、 学校で1人でいる方が楽だ。
家の中ではお母さんの言う通りに、 "笑顔"という仮面をつけて暮らす。
まるで僕は、操り人形。
_そう、心の中で自嘲した。
るぅとside
るぅと
るぅとママ
声をかけても無視。いつも通りだ
良かった、無視だけで。
お母さんは機嫌が悪いと何するか 分からないから。
無視だけで済むのは全然大丈夫。
でもだからといって、何も言わずに 学校に行くと怒られる
だからめげずに毎日声をかける。
るぅと
るぅとママ
るぅとママ
違う、ほんとは音楽関係の専門学校に行きたい
るぅと
るぅとママ
るぅとママ
そう言われるのは分かってた。
だから僕は自分で稼いで大学に行く
そして親元を離れる。
それが1番いいと思った。
るぅと
るぅとママ
僕の言葉を遮る
るぅとママ
るぅとママ
るぅと
るぅとママ
あぁダメだ。この人には何も言えない
この人は僕に無関心。
なのに、自分の手の届く範囲に僕を 居させようとする。
息が苦しくなってくる。
言いたいことが山ほどあるのに、 体が硬直して、動けなくなる。
るぅと
るぅとママ
あ…、笑ってくれた。
ギュッ
るぅと
いつも僕の体に触れる時は何か嫌なことをされるから、どうしても反応してしまう
るぅとママ
るぅとママ
ハグをして、耳元で囁かれる
るぅと
「いつもありがとう」なんて、 思ってもないことを口にする
ろくにご飯出してくれないのに。
文房具でさえ、買うのを渋るくせに
そんなことを思っていても、 絶対に口にはしない。
どれだけ育児放棄とやらをされても、 僕はこの人から離れられない。
お母さんは僕をなんだと思ってるんだろう。
お利口さんな子ども? 世界で1番大切な人?
……どれも違う気がする。
……あぁそうだ。
お母さんは僕のことを、操り人形か なにかだと思ってるんだ。
少しだけ感情が発達した、操り人形
るぅと
るぅとママ
るぅと
僕は操り人形。
そう思うとなんだか肩がすぅっと軽くなった気がした
るぅと
るぅとママ
るぅとママ
るぅと
るぅとママ
るぅとママ
「行ってらっしゃい」の言葉より先に僕を手元に置くほうを優先する。
なんだか叫んでしまいたいぐらい 居心地が悪かった。
ころんside
僕と、それからるぅとくんって人は クラスに上手く馴染めていない。
僕は母親があんな調子だから、 自然と友達と遊ぶことが無くなった。
当たり前だけどぼっちなわけで。
るぅとくんもいつも1人でいる。
理由は、彼の筆箱がボロボロだったり 校外学習に彼だけ参加できない等、
失礼だがあまり裕福でない事が なんとなく察することができ、クラスの雰囲気が彼をぼっちにさせた。
それに対して僕は、。
ピカピカの靴、筆箱。その他日用品
過保護な母親が3日に1回は靴を洗うせいで1年生みたいにピカピカな靴。
酷く履き心地が悪く、僕は嫌いだった
正反対な僕と彼。
関わることは無いと思っていたのに。
先生
先生
あいつと僕が…?
使い回しモブ
使い回しモブ
使い回しモブ
あぁもうまたなんか言ってる。
うるさいなぁと思いつつ、 素直に職員室に向かった。
ころん
るぅと
失礼します、と言って室内に入る
先生
担任のデスクに案内される
るぅとくんは黙って着いて来ていた
先生
先生
ころん
るぅと
先生
そうだった、忘れてた。
どうせ母親に言っても 「ころんは高校なんて行かなくていいわ」なんて言うだろうから言わなかった。
どうしようか、勝手に決めて提出 してもいいのだろうか。
…いや、僕はあの人の操り人形でも おもちゃでもない。
希望進路ぐらい勝手に決めるのが 普通だろう。
ころん
すらっと言葉が出た。
先生
るぅと
るぅとくんの声をちゃんと聞いたのは 初めてだけれど、意外と可愛い声 だなと思った。
先生
先生
ころん
るぅと
シャーペンと紙が擦れる音だけが 聞こえるこの空間。
妙に落ち着きを抱きながらも、 チラッとるぅとくんの希望進路を 盗み見た。
…、就職……、
大学行かずに就職するのか。
ひっそり盗み見ていたつもりだった のに、るぅとくんが振り向いたせいで バレてしまった。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
僕は元から陰キャって訳じゃないし、 むしろ陽キャの方だったから人とは 普通に話せる。
るぅと
なにかを諦めたような、悲しそうな。
そんな眼をしてるるぅとくん
あぁこの子にもなにか悩みがあるんだって思った。
僕とは違う、でも似ている、 そんな悩み
ころん
それからはまた沈黙が続き、 僕達は無言で提出しに行った。
僕はいつも放課後に必ず 立ち寄る場所がある
ころん
この、「笑死岩(しょうしいわ)」と言われる岩…というより崖っぽさがある この場所。
毎年毎年、自殺志願者が後を絶たない
死ぬ時には、笑顔さえ消えて死ぬ。
そう言われているため、「笑死岩」と 名付けられたらしい。
本当に、そうなのだろうか。
僕から言わせれば、 「死ぬ時は幸せで笑って死ぬ」から、 「笑死岩」な気がする。
自殺までしようとこの崖に来たのに、 最後は笑顔が消える、すなわち不幸 だなんて。
僕には到底思えない。
そんなことを考えていると、 声をかけられた
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
この静かな空間を誰にも壊されたく なかった。
だけど、るぅとくんは違う気がして。
ころん
気づいたらそう口にしていた
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
家に帰ったらあの母親がいる。
「今日の学校は何もされなかった?」 「いじめとかないわよね?」 「何かあったらすぐに言うのよ。」
「ころんのためを思って……っ!」 「ころんはいい子だからね」
そんな言葉ばかりを聞かされる家。
るぅと
るぅと
ころん
うるさい奴は来て欲しく無いが、 るぅとくんはそんな子じゃない。
しばらく、2人とも黙って海の向こうを眺めていた。
夕方5時を知らせる鐘が鳴る
ころん
るぅと
「「帰らないと」」
ほぼ同時にそう言った
ころん
るぅと
高校生にしては早すぎる門限。
だけど門限は門限なので、名残惜しかったが帰ることになった。
ころん
るぅと
静かに去っていく背中を見つめる
るぅとくんは帰りたくなさそうな 表情をしていたのは、
僕の気の所為だろうか。
ころん
るぅとside
るぅと
るぅとママ
るぅとママ
るぅと
クラスメイトと海を眺めた、なんて 言ったら色々面倒なことになるだろうから嘘をついた。
るぅとママ
るぅと
僕の返事を聞いて、お母さんは 僕にハグをしてきた。
ギュッ
るぅとママ
るぅとママ
お酒で酔ってるのだろうか。
少しお酒臭いが、お母さんが こんなに機嫌のいい事は中々ないので 素直に頷く
るぅと
るぅとママ
るぅとママ
るぅと
るぅとママ
るぅと
「離れないでね」 この言葉で僕は支配されているような 感覚になる。
こんな生活にも慣れた。
でも、。
なんか、疲れちゃった、笑
ころんside
家に帰ると玄関前でお母さんが 待っていた
ころん
ころママ
ころん
ころママ
ころママ
ころママ
ころん
いつものように反射的に謝る
ころママ
お母さんにハグをされる
ギュッ
ころん
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
ころママ
ころん
お母さんは多分僕に依存しすぎている
何か心の病なのかもしれない。
そう思うと、簡単には「離れて」 なんて言えない。
でも、。
もう、疲れた。
本当に、疲れたんだ。
ころんside
るぅとくんがここに来るようになってから1ヶ月。
季節はもう秋にさしかかっていた
るぅと
ころん
るぅと
いつもは口数の少ないるぅとくんが 僕に話しかけてきた
ころん
るぅと
ころん
るぅと
いいな、と思ってしまった。
好きな人と一緒に死んで、 来世でもその人と居れるなんて。
凄く素敵な話だと思ってしまった
るぅと
ころん
るぅと
ころん
お互いになにか悩みがあるのは 察していたけど、それを話そうともしないし問い詰めたりもしない。
今までそうだったからるぅとくんが こんなに分かりやすく気持ちを言ったのは初めてだった。
るぅと
るぅとくんが何か話そうとした時、 僕のスマホが鳴った。
プルルルルルルル…プルルルルルルル…
ころん
るぅと
ころん
※電話の会話です
ころん
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
ころん
ころママ
るぅとside
ころちゃんは電話しながら 「え……」とか言ってた
なにかあったのかな?
少しソワソワしていると、電話を 終えたころちゃんが申し訳なさそうに 僕を見た。
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
そんなにニュースになってる事件、 僕のお母さんは連絡もくれなかった。
そんなに僕のことに興味がないんだ。
でもころちゃんはすぐにお母さんから の連絡を貰ってた。
ころちゃんはきっと幸せなんだろうな
たまに、すごく苦しそうな顔をするけど、僕の気の所為だったみたい。
僕はなんだかころちゃんに嫉妬心みたいなものを持ってる気がする。
愛情も、何もかも、
自分には持っていないものを全部 持ってるころちゃんに。
ころん
ころん
ころん
るぅと
真剣に僕の目を見て「話を聞く」と 言ってくれているころちゃん。
そんな目で見つめられたら 「今すぐがいい」なんて言えるわけ無かった。
ころん
るぅと
そう言えば、僕はころちゃんに 見て欲しいものがあった。
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
ころん
ころん
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ゆーびきーりげんまん
嘘ついたら針千本のーますっ!
ゆーびきった!
るぅと
ころん
ころん
るぅと
少し照れくさかったけど、 ころちゃんと2人だけの約束が 出来たことが嬉しかった。
ころん
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
ころママ
ころママ
ころん
ころママ
ころん
いただきます、と言ってお箸を持つ
ころママ
ころママ
ころん
急すぎてお箸を落としてしまった
ころママ
ころママ
ころん
ころん
ころママ
ころママ
ころママ
ころん
ころん
ころママ
ころママ
ころママ
ころママ
ころん
ころん
隠してる事はある。
クラスメイトと毎日寄り道してる事、 進路を勝手に決めてだしたこと、
ある…けど、
家から出るな、なんてそんな事を 大人しく聞けるぐらい僕は幼くない
ころん
ころママ
ころママ
ころん
あぁもう、泣くなよ僕。
べそべそ泣いていると、お母さんが ニコッと微笑んで僕を抱きしめた
ころママ
ころママ
ころん
抱きしめて耳元でそう囁かれると、 まるで催眠術がかかったように 「うん」と頷いてしまう。
ころママ
ころママ
ころん
こうして、僕は家に閉じこもった。
誰か僕をこの鳥籠から出してください
もっと広い世界へ、連れ出して。
なんて何かの映画の主人公みたいな事を思って馬鹿馬鹿しいなと思いながら自室に戻った
るぅとside
家に帰ると、お母さんはテレビを 見ていた
るぅとママ
るぅと
「おかえり」と声をかけてくるから、 きっと機嫌が良いのだろう。
るぅと
るぅとママ
るぅと
そんな大ニュースになってるの 知ってるのに、僕には連絡もくれない
るぅとママ
るぅと
僕のことを心配してくれてるの だろうか
今までそんなことはなかったため、 少し嬉しかった。
るぅと
るぅとママ
るぅと
「るぅとが心配だから」 って嘘でも言って欲しかった。
るぅとママ
あぁそうだ、この人はそういう人だ。
この人に期待した僕が間違ってた。
るぅと
るぅと
るぅとママ
掃除なんてろくにしないくせに。
思いながらも、そんな事は言えない。
るぅとママ
るぅとママ
るぅと
るぅとママ
るぅと
誰か、この見えない檻の中から 僕を連れ出してください。
なんて、叶いもしない願いを思いながら自室に戻った。
ころんside
るぅとくんと会わなくなって 約1ヶ月。
会わない間に年を越してしまった。
「あけましておめでとう」さえ、 言ってない。
るぅとくんと会っていた時だけが 1番の憩いだったのに。
それが無くなった今、毎日ぼーっと 生きてる。
まるで何も出来なくなった死人みたい
ぼーっとご飯食べて、 気づいたら寝て、朝だなぁって 思ったら起きる。
そんなつまらない毎日。
死んだ方が楽なんじゃないかって 何度思ったか。
ころん
目に止まったカレンダー
2月14日。丸印。
るぅとくんが言ってた10年に1度の 満天の星空が見える日。
……るぅとくん、覚えてるかな
そんな考えが過ったのも一瞬で、 スマホだけ持って家を出た。
途中、母親に見つかるか怖かったが、 夜のお仕事で疲れたのかソファで寝ていた
るぅとside
僕は今、笑死岩に来ていた。
お母さんはお酒を飲みすぎたのか、 そのまま寝落ちしていた。
今日はあの星空が見える日。
僕が来て1時間。
ころちゃんは来ない。
るぅと
僕はいつだって一人ぼっち。
るぅと
るぅと
つーっとしょっぱい液が頬を伝う
るぅと
意味わかんない。今までだって そうだったじゃん。
今更、寂しいとか、悲しいとか、 思わないのに。
あーあ、笑死岩の名前みたいに、 笑って死ねたらいいのに。
こんなどす黒い感情とは裏腹に、 星空はキラキラと輝いている。
こんな僕でも、死んだら星になって あんな風にキラキラ輝けるのかなぁ
もういっそ、飛び込んでしまおうか。
そう思い、靴を脱いで裸足になった時
「るぅとくん」
僕を呼ぶ声がした。
振り返ると、ずっとずっと 会いたかった人が、彼が、そこにいた
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
ころん
ころちゃんは目を細めて空を見る
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
僕からしたら羨ましいぐらいの愛情を 貰ってるころちゃん。
ころん
るぅと
るぅと
ころん
ころん
るぅと
確かに、僕が何をしていても 興味を示さない。
それがころちゃんには"自由"と 映っていたんだ。
お互いがお互いの家庭を羨ましがる
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
不思議と、ころちゃんも僕と同じようなことを思ってると思った。
「僕の母親、過保護なんよね」
そう言うころちゃんの表情は、 「助けて、」って言ってるように見えた
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
「一緒に飛ぼうか」
そう言ったころちゃん。
るぅと
ころん
2人なら、怖くない。
ころん
るぅと
静かに手を絡ませる
ころん
るぅと
ころちゃんのズボンのポケットで ヴーヴーと振動するスマホ
ころん
そう言い、ポケットからスマホを 取り出して__
ころん
海に捨てた。
るぅと
ころちゃんが靴を脱いだ。
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
流れ星が夜空を切り裂くように流れた
僕は、__とお願いした。
ころちゃんは何なのかは分からない。
静かな時間が流れる
ころん
ころちゃんの「いこうか」は、 「行こうか」なのか、それとも、 「逝こうか」なのか、分からない。
でも僕は、____だと思った。
るぅと
ころん
るぅと
あの世で会えるのかなんて分からないけど、絶対会えると思った
「「せーのっ…!」」
満天の星空と月明かりが街を照らす中 海には白い水飛沫が舞った。
服が海水を吸い、どんどん体重が 重くなる。
僕達2人は、手を絡ませあいながら、 海の底へ沈んでいく
2月という寒い海の中。
寒いはずなのに、暖かく感じるのは きっと、 彼が手を繋いでくれているから。
2人なら、__。
彼は微笑んで、静かに目を閉じた。
それを見て僕も目を瞑る。
さようなら、この世界。
どうか僕たちみたいな人が、 もう現れませんように。
「2人なら、__。」
主
主
主
主
主
主
主
主
主
頑張りました、♡くださi…
嘘ですごめんなさい調子乗りました
こういうのって非公開とか 消されたりするのかな……(T^T) 結構頑張ったんで通報やめてぇ……😭