第9話
☆
長尾謙杜
玄関で靴を履きながら、 小声でそっと呟く、
そして普段なら学校に着いたら、
君を見つけた途端に話しかけていたけど、
今日は、
長尾謙杜
周りの男子に挨拶するくらいで、
自分の席に座って
何もせず、君の後ろ姿を
ただそっと 見つめていた、
長尾謙杜
だけど、あと5分でチャイムが鳴るのを確認するとため息が漏れる
道枝駿佑
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑、 俺の幼稚園からの親友
付き合ってることをほとんど隠してる俺は、みっちーにだけ全て話すようにしていた、
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
はるに話しかけられない締め付け感に耐えられないって言うため息、
だなんて本人が少し前にいるのに 言えるわけない、
道枝駿佑
口元に手を当てて小声で質問してくるみっちー、
長尾謙杜
小声の質問に対して大声で回答する俺、
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
相変わらずの俺のテンションに着いていけてないみっちーやけど、
道枝駿佑
長尾謙杜
長尾謙杜
ほわっとした顔から想像できひん 兄感のあるところに 堕ちる女の子も多いんやろな、
そう思ってたら、
え、てことは、はるも?
なんて言う想像もできちゃって、
余計にむしゃくしゃしていた、
♡
いつもならぼーっとしてたら 話しかけてくれる君が、
今日はいつになっても声をかけてくれなかった、
って、自分から待ってるのもおかしい話なんだけど、
でも、普段から男の子たちには挨拶してから私に声をかけてくれる君が
男の子たちだけに挨拶し、 そのまま彼の親友の道枝くんと お話を始めちゃった、
声かければよかったかな、
なんて思って席を 立とうとしたけど、
もう時は既に遅くて、
先生が入ってきた途端に 私はあげようとしていた腰を そっと下ろした、
放課後、
「先生に呼ばれてるから 先に帰ってて」
LINEで送られてきた君からの メッセージ
そのメッセージを見て
桜木はる
今日、何度目のため息だろう、
結局学校で話したのは、、
授業中の交流の時だけ、
いつもみたいにたわいのない会話 なんてひとつも出来なかった、
桜木はる
もし体調不良なら心配しなきゃいけない、
なのに心配の声すらかけてない、
でも、もし体調不良なんかじゃなくて、
私のことが嫌いになったとかだったら?
桜木はる
変に色々と考えてきて、
誰もいない教室で叫びそうになって、
その時、
教室の扉がガラッと開いた
桜木はる
気まずそうに私の目を見たのは、
第10話まで
♡400以上
きり悪っ!笑 え、誰?ってなってる方は ♡連打お願いします🙇🏻♀️
てかさっさとほかの連載上げろよって話なんですけどすみません😅💦
さて、
野櫻はるとコラボしてくれる方の応募締切が明日に迫ってます!
抽選でお2人になるんですけど
ぜひぜひ応募してくださいっ✨
コメント
10件
コラボとかってまだ締切まだですか?まだだったら応募したいです!
♡少ないの悲しい((