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主
第1話、始まり始まり〜
朝...
霧川 鈴蘭
(´-ω-`)ｽﾋﾟｰｽﾋﾟｰ……
猫神様
そろそろ起きるのじゃ梨蘭
霧川 鈴蘭
ん〜〜～
霧川 鈴蘭
なんじゃ、猫神か...
猫神様
悪かったのぅ、儂で💢
霧川 鈴蘭
別に、悪いとは一言も言っておらん
霧川 鈴蘭
わっちはなんじゃと言っただけじゃ
猫神様
屁理屈を…💢
霧川 鈴蘭
怒っていると、将来髪が無くなるらしいぞ
猫神様
儂は神様と覚えているかのぅ…？
霧川 鈴蘭
覚えておらん
霧川 鈴蘭
わっちとしては、下界の人間かと…
猫神様
下界の人間なんぞと一緒にするとは、度胸があるのぅ
猫神様
しかし、儂から見るとお主の方が人間味が濃いと思うぞ
霧川 鈴蘭
猫神風情が…💢
霧川 鈴蘭
ならば喰らうのじゃ、人間味が濃いわっちの技を！
猫神様
朝から元気じゃのぅ
霧川 鈴蘭
『狐の嫁入り』！
猫神様
ほぅ…新技か…
霧川 鈴蘭
お主を倒す為に研究した技じゃ！
霧川 鈴蘭
とくと苦しむが良い！
猫神様
範囲が広い技は、神社が壊れるから辞めろと言うておるじゃろ
霧川 鈴蘭
それもわっちの技で直せば良い
猫神様
それはそうじゃの
ﾍﾞﾍﾞﾝ!
霧川 鈴蘭
おぉ、今宵は朝からか！
猫神様
（朝は今宵と言うのか…？）
新月 海来
（寝みぃ…）
新月 海来
（このまま寝てて…）
ｷﾞｬｰｷﾞｬｰﾜｰﾜｰ
新月 海来
神社は今日も騒がしいな…
猫神は黙っておれ！
海来の父
妖狐様がお越しになった！
海来の母
これで私達は救われる！
新月 海来
（両親は俺には無関心）
海来の父
おい用済み！
新月 海来
はいはい何だよ
海来の母
はいは1回！ここは神社よ！！
新月 海来
（うっせ、毎日来てるから知ってるっての）
海来の父
お前、後でサンドバッグの刑な
海来の母
失礼な態度とったから当然ねw
新月 海来
良いから早く妖狐様と猫神様に挨拶するぞ〜
海来の母
うるさい！分かってるわよ！
海来の父
用済みが指図するな！
新月 海来
（あ〜、耳が壊れる）
新月 海来
（分かってるなら最初からやれよ馬鹿両親）
海来の母
妖狐様、猫神様、今日も1日元気に過ごせますように
海来の父
妖狐様、猫神様、早く用済みが消えますように
新月 海来
（妖狐様、猫神様、早く俺を地獄から解放してください）
霧川 鈴蘭
今日もあの両親モドキは鬱陶しいな
猫神様
あの少年はどう思うのじゃ？
霧川 鈴蘭
……早く、わっちが救ってやりたいと思う…それが茨の道でもな
霧川 鈴蘭
それ程あやつは、辛い思いをしているのじゃ
猫神様
なら、儂より強くなることじゃな
霧川 鈴蘭
いや、それより先にあやつを救う
霧川 鈴蘭
これを復讐と言うのか？猫神
猫神様
それは知らぬなw
霧川 鈴蘭
やはり今日こそお主を倒す
霧川 鈴蘭
わっちの本気を喰らうのじゃ！
わっちの本気を喰らうのじゃ！
海来の母
危ない、避けなきゃ！
海来の父
伏せろ！！
新月 海来
（絶対に俺らに当たらねぇのに…）
新月 海来
妖狐様、技を私達に当たらないと信じております
新月 海来
何故なら、妖狐様は神秘的なお方なので
海来の父
おい用済み！お前ごときが妖狐様を語るな！
新月 海来
いや、昔の話聞いてねぇのか？w
海来の母
良いから早くこっちに来い用済み！
新月 海来
昔には、妖狐様と人間が共存した街があったらしい…
新月 海来
ある1人の女の子が、その架け橋になったとか言われているぞ
海来の父
だから何だよ！！
新月 海来
それ以来、妖狐様は神秘的な存在になったってよ
海来の母
でもそれは、昔の話…！
新月 海来
仮にもその女の子は、街に沢山貢献してるな
新月 海来
だから当たらないと信じている
海来の父
どうでもいいこと言うな！
海来の母
昔は昔、今は今よ
新月 海来
（信じてねぇなこれ）
霧川 鈴蘭
…あの女子か
猫神様
また会いたいのぅ、あの女子に
霧川 鈴蘭
魔界に居ると思うか？猫神
猫神様
恐らく、まだ人間界に居るぞ
猫神様
守るやつがまだまだ沢山あるからのぅ
霧川 鈴蘭
そろそろ戻って来て欲しいのぅ
霧川 鈴蘭
あの宝物は、わっちが守ろう
霧川 鈴蘭
そして、ゆっくり休んで欲しいのじゃ！
猫神様
お主にあの宝物が守れるか？
霧川 鈴蘭
やってみる！それだけじゃ
猫神様
今頃、あの女子は何を考えておるかのぅ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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