朝の学校にて
こころ
おはよう!!
舞
おはようこころー
雪
…はよ
悠希
おはようこころちゃん!!
舞
もう、遅刻ギリギリだったよ!!
こころ
ごめん!!
明日からはちゃんと早く出るよ!!
明日からはちゃんと早く出るよ!!
舞
約束だよー?
悠希
舞ちゃん、そこら辺にしてあげて。とりあえず朝の会始まるよ!!
舞
そうだね、こころ、早く座りなよ
こころ
はーい!!
授業にて
先生
それではここ…雪!!
雪
…はい。
ここは…なので、つまりこれは…になり、これは…
ここは…なので、つまりこれは…になり、これは…
こころ
(雪、頭いいなあ。この前の期末もオール5で学年一位だったらしいし。その知識分けてほしいよ。)
先生
ではここは…こころ!!
こころ
えっ!?
あっ、はい!!
そこは…えーと…えーと…!
あっ、はい!!
そこは…えーと…えーと…!
こころ
(どうしよう…!
全然話聞いてなかった…!)
全然話聞いてなかった…!)
すると後ろから背中をつつかれる。
こころ
(ん?)
雪
(そこは3だよ)
と、雪が教えてくれた。
こころ
(え?…あ、ありがとう!!)
こころ
…はい!そこは3です!!
先生
正解だ!!
こころが正解って珍しいな!!
こころが正解って珍しいな!!
こころ
酷くないですか!?
クラスにどっと笑いが巻き起こる。
こころ
(…もー!!)
ふと後ろを見る。
雪
…
こころ
…ありがと
雪
…
雪は照れ臭そうに窓を見ていた。