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悪魔の子

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悪魔の子

5 - 第 肆 話

♥

6

2024年09月03日

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俿珠

お前、まさか。

蘭葵

だったら何。

俿珠

そんな事させねぇよ。

蘭葵

どうするかは俺が決める。

俿珠

ダメだ!

蘭葵

うるせぇ!!

蘭葵

ッガハッ...

俿珠

蘭葵!!!

蘭葵

ゴホッゴホッ...

俿珠

少し眠れ。

俿珠

惺蘭。

俿珠

蘭葵の事だが。

俿珠

あいつは死のうのしてる。

惺蘭

ッ...?!

惺蘭

蘭葵が?

俿珠

嗚呼。

惺蘭

わかったわ。

惺蘭

教えてくれてありがとう。

翌朝

蘭葵は木刀を降っていた

惺蘭

ちょっと、蘭葵!!

惺蘭

何してるの!

蘭葵

惺蘭様。

惺蘭

傷が全く閉じてないのよ!

惺蘭

それなのにこんな事ッ

蘭葵

俺に出来ることはこれしかないんです。

惺蘭

蘭葵。

蘭葵

俺が出来ることは、惺蘭様を守ること。

蘭葵

人間達を危険にさらさないこと。

蘭葵

それしかできないんです。

蘭葵

悪魔の俺が自分で生きる道決める権利なんかないんですよ。

惺蘭

自分が生きてること。

惺蘭

後ろめたく思わないで。

蘭葵

じゃあどうしろって言うんですか "!!

蘭葵

俺は悪魔になって、人の血を沢山吸った上に、何人もの命を奪ってる。

惺蘭

でも貴方は変われたでしょ

惺蘭

私と会って、貴方はとても変わった。

惺蘭

もう、あの時の蘭葵とは
違うのよ。

蘭葵の過去

蘭葵

離せ "!!

狩り

大人しくしろ!!

プツッ

蘭葵

ア゙ガッ

惺蘭

ッ!?

惺蘭

なんて事をッ...?!

狩り

大人しくしてろよ!

惺蘭

ッ?!

惺蘭

何故あんなにボロボロなの。

惺蘭

さっきまではあんなんじゃなかった。

惺蘭

坊や。

蘭葵

ッ...。

惺蘭

大丈夫?

蘭葵

ッ...誰だ。

惺蘭

貴方が沢山の人の血を飲んでいたのを知ってる。

惺蘭

ごめんなさいね。

惺蘭

あとをつけてきたの。

蘭葵

血...。

惺蘭

ダメよ、今は飲んではいけない。

蘭葵

黙れ "!!

惺蘭

どこに行くの!

惺蘭

ちょっと!やめなさい!

蘭葵

ヴゥ゙ゥ゙ッッ

惺蘭

離れなさい!

バンッッッ

ビチャッ

惺蘭

ッ?!

蘭葵

ガハッ...

惺蘭

ちょっと!

惺蘭

しっかりして!

惺蘭

聞こえる?

惺蘭

坊や!

蘭葵

ヴッ...

惺蘭

聞こえる?

惺蘭

聞こえてるなら応えて!

???

あの女も一緒に処分しろ。

手下

はい。

惺蘭

どうして。

惺蘭

こんな事するなんて。

手下

おいそこの女!

惺蘭

ッ...

手下を鋭い目つきで睨む

手下

ッ?!

手下

な、なんだ。

手下

に、逃げろ!

惺蘭

酷いわ...

惺蘭

まだ子供なのに...。

蘭葵

ヴッヴグッ...ヴッヴッ...

惺蘭

坊や!

蘭葵

姉ッ...ちゃんッ...

惺蘭

ッ?!

蘭葵

助ッ...けッ...て...

惺蘭

坊や...

蘭葵

ヴッヴッ

蘭葵の体からだんだん力が抜けていく

惺蘭

私が助ける。

惺蘭

貴方は、自分で生きる道を決めていいのよ。

惺蘭

無理して血を飲むのを我慢しなくていい。

惺蘭

それでいいのよ。

蘭葵

怖いんです。

蘭葵

また、昔のようになってしまうんじゃないかって。

蘭葵

怖いんです。

蘭葵

だから、血を飲むことに
抵抗があるんです。

惺蘭

あの時、貴方と約束した。

惺蘭

私が助けるって。

蘭葵

もし、止められなかったら

惺蘭

絶対に止めるわ。

惺蘭

だから。

惺蘭

大丈夫。

蘭葵

ありがとうございます。

河炉

蘭葵。

河炉

悪いな。

蘭葵

ッ...。

惺蘭

河炉、蘭葵は貴方を恨んでないわ。

惺蘭

だから、今まで通り過ごしましょ!

蘭葵

ッ?!

蘭葵

ガハッッッ"

河炉

ッ?!

河炉

蘭葵 "!!!

惺蘭

蘭葵、大丈夫!?

バッ

惺蘭

ッ?!

河炉

ッ?!

俿珠

なんの騒ぎだッ?!

蘭葵の姿は変わっていた

河炉

蘭葵...?

惺蘭

どうして...。

惺蘭

どうしてあの時の姿にッ...

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