龍也
ここに入って3日目か…
襲われそうになった彼女を助けるために殺人を犯してしまった龍也、達也の監獄生活は3日目となっていた。
龍也
腹が減ったな、いつもなら飯の時間のはずなんだが…?
その時牢屋の扉が乱暴に開かれた
龍也
なんだ、うるせぇな。飯おせぇぞ!
入ってきた者を睨みつける龍也。
??
あが、ががが……たす、け……。
そいつの口からは大きなヒルのような生物が飛び出ていた。
龍也
お前、一体なんなんだよ!?
ミシミシ…牢屋の鉄格子がまるでポッキーのようにへし折られた。
??
あが、が
手を伸ばしてくる化け物
龍也
あぶねぇ、あんな力で掴まれたら終わりだ。
ギリギリのところで腕を躱し、開いた牢屋から逃げ出した龍也。
龍也
あいつは一体なんなんだ?
龍也
う、これは…!?
そこには腹からまるで何か飛び出したかのような大穴の空いた看守の死体が転がっていた。
??
ピギャア、グキャ?
龍也
まずい、とにかく奴らから逃げよう。
とのくらい走っていたのだろう。少し休もうと油断したその時何者かにグッと引っ張られるのであった。
makochi
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