ケイ
手紙だ
ケイ
珍しいな…
ケイ
読むか
拝啓
馬鹿で大嫌いな貴方様へ。
秋風が吹き、夏の若草色が色褪せてしてしまった時期ですね。
ケイ
今春だが
元気でしょうか?
私共の所は不景気です。
両親が他界し、
弟も道を踏み外してしまい、グレています
(中略)
さて、前置きが長くなりました。
では、貴方様は苦しんで生きて下さい。
私共は浮きます。
さようなら。
敬具
ケイ
気持ち悪ぃ
ケイ
こんなもんは
ケイ
潰して
ポイッ
幻影
腹痛いです。
幻影
幻影ですよ。
幻影
解説致しましょう
幻影
拝啓と敬具って
幻影
「謹んでお伝えしま す/した」
幻影
って意味なんですよね
幻影
今でもかなり吹っ切れてるやん
幻影
と思ったそこの貴方!
幻影
つまり手紙の本人はまだまだ憎悪嫌悪の意があったんですけど割愛してあんな文章になったんですかね
幻影
ついでに
幻影
「秋風が吹き、夏の若草色が色褪せてしまいました」
幻影
は、主人公を表してるんですね
幻影
春夏秋冬に当てはめますと
幻影
夏=若々しく、力(権力)もある
幻影
秋=そんな力(権力)も無くなった
幻影
冬=死亡
幻影
春は飛ばしましたね。
幻影
わざわざ冬にしなかったのは
幻影
苦しんで生きて欲しかったからなんでしょうね
幻影
生き地獄
幻影
それではさらば