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俺の彼女の華がストーカー被害にあっているらしい
本当に許せない
見つけたら俺がボコボコにしてやる
小腹が空き、華がいつも通っているカフェに向かった
たかし
（何を頼もうかな。）
たかし
（華はいつも、卵サンドを頼んでいるよな）
たかし
（俺もそれにしよう）
店員さんを呼ぼうとした時、丁度 同じ店に入ってくる彼女の姿が見えた
たかし
（あっ、華だ…！）
声をかけようとしたが、隣に華の友人らしき人がいる事に気がつき、やめておこうと思い再び腰を下ろす
彼女たちは、自分からテーブル７つ分離れた位置に座った
たかし
（結構遠いな…）
しかし、彼女達の会話が聞こえてくる
友人
最近は大丈夫？例のストーカー。
華
んーあまり大丈夫じゃないかも
華
この前、非通知で電話がかかってきて、出てみたら「君は俺のものだよ」って言ってきて
華
本当に気持ち悪い……
友人
えぇ！そんな事があったの！？
そのこと彼氏さんには言ったの？
そのこと彼氏さんには言ったの？
華
まだ言ってない…
華
言ったら、たかくんもっと心配しちゃうと思うからさ
華
すごく正義感あふれる人だから…
友人
そっか…。でも酷くなる前に相談しなよ？警察も中々動いてくれないんだし
華
そうだね。
ストーカー、あまり証拠残さないから警察も動けないんだよね
ストーカー、あまり証拠残さないから警察も動けないんだよね
華
でもやっぱりたかくんには言ってみる！この前も「俺が絶対に守るから」って言ってくれて
華
たかくんが彼氏で本当によかった…
俺はとても感激した
たかし
（華、そんな風に思っていてくれたなんて）
たかし
（大丈夫…！俺が華の事全力で守るよ…！！）
数日後
俺は暗がりの中、再び彼女の姿を発見した
たかし
（こんな暗い道を歩いて…）
たかし
（不用心だなぁ）
たかし
……！！
たかし
（隣に誰か立っている！）
たかし
（暗がりでよく見えないけどあれは男だ！）
たかし
（まさかストーカー！？）
ストーカーらしき人物は俺のいる方へ体を向ける
すると、気づかれてまずいと思ったのか彼女をどこかへ連れ去ろうとする
たかし
（…ちっ！にがすか…！！）
たかし
（俺のものに触るんじゃねぇ…！！）
彼女を助けようと足を一歩踏み出した途端、後ろからポンと肩を叩かれた
こんな時に誰だよと苛立ちながら後ろを振り返ると大柄な男性2人が立っていた
たかし
あんたらは…！警察！！
たかし
はやく助けて下さい！俺の彼女がストーカーに…
警察
えー。東堂たかしさんですね
警察
あなたが、あの女性に対しストーカー行為を働いていたんですね。
警察
カフェでの盗聴行為、迷惑電話もこちらで分かっています
警察
先ほど女性の彼氏である、たかぎさんから通報が入りました
たかし
えっ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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