無限ループ（続編）（💙💛）

えっとですね、この前上げた「無限ループ」の続編？みたいなの書きます。

続編というか番外編というか？

青黄です

前回の無限ループを見てない人はそっちから見た方がいいと思います。

黄青・青黄集の11話です

通報、晒し❌

どーぞ〜

この時はまだ、君は僕の事覚えててくれてたよね

5歳くらいの時かな？

懐かしい

確か小4ぐらいからか、黄くんは病院に通い出すようになった。

僕がいくら聞いても黄くんは自分の病気について話す事はなかった。

付き合い始めたのは確か中3の時

その後僕達は同じ高校に通うようになった。

黄くんは時が経つにつれものすごく忘れっぽくなった

でも変わらず僕のことだけは覚えててくれた

それがある日、一変した。

次の日から黄くんは1種間ほど学校を休んだ

そして手術当日。

僕は学校が終わるとすぐ病院へ向かった。

きっと手術は成功している。記憶が戻った黄くんが待っている…！

早く会いたくてたまらなかった

何故か黄君のお母さんは泣いていた

お父さんも黄君の名前を呼びながら泣いていた。

手術は失敗した事を黄くんのお母さんに知らされた

黄くんは記憶力が大分低下し、今は父親の記憶さえないらしい。

覚えているのは母親だけ。

黄くんは、あんなに笑顔で「思い出すんだ」と言っていたのに。

こんなに泣いたのは人生で初めての事だった。

それからというもの僕は黄くんの記憶を取り戻そうと毎日話しかけたけど

黄くんから返ってくる答えは

だけだった。

そうやって毎日黄くんに話しかけた3年間が過ぎ

僕は今、医者になった

何故かって

って言えるようになるように。 幸せな未来を過ごすために。

だって

「仮にお前が僕の事忘れたとしてもその度に思い出させてやるから。」

って約束したから。

僕は絶対君の病気を治すよ。

ℯ𝓃𝒹