浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
数十分後。
丁寧に教えたおかげで、
木兎はほぼ全問を 解けるようになっていた。
元から飲み込みが 悪い方ではない。
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
木兎光太郎
木兎光太郎
浅見円日
スラスラと木兎の口から出る 失礼発言。
私は キレそうになるのを抑えて、
木兎の頭に手を置いた。
浅見円日
木兎光太郎
私の言える 精一杯の褒め言葉を言う。
すると木兎は湯気が 出そうなほど顔を赤くした。
浅見円日
木兎光太郎
木兎は珍しく 焦ったような顔をすると、
口元を手で隠して 勢いよく立ち上がった。
木兎光太郎
声が裏返ってる。 なんでそんなに照れてるんだ。
浅見円日
浅見円日
木兎光太郎
駅までの道を木兎と並んで歩く。
夕日に照らされて 大小の影が地面に伸びた。
浅見円日
口数が少ない木兎に いても立ってもいられず、
私は食べ物で話題を作った。
カバンから今朝コンビニで買った お菓子の箱を出す。
木兎光太郎
案の定木兎は目を輝かせる。
何とも 扱いやすいことこの上ない。
お菓子を差し出すと、 木兎は私の手元から直接食べた。
浅見円日
木兎光太郎
木兎光太郎
木兎が咀嚼しながら 笑うけど、
こっちはそれどころじゃない。
引いたはずの熱が 戻ってきて、
気を紛らわせるように 私もお菓子を口に含んだ。
木兎光太郎
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
コメント
3件
えっ尊いて
もう愛してるの域だよぼっくん