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天才(仮)
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#もか
もか@リムるな🫶小説コン開催
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コメント
1件
読んだよ〜!!第6話、もう胸がぎゅうぎゅうする展開すぎる😭💕 「十九回目」の重みがじわじわ来るね…。のあさんの「まだ間に合う」って夢も、ひろくんの「最後の記憶」も、全部が繋がってる感じがしてゾクゾクしたよ!特に「四人揃った世界で初めてあの日を迎える」ってところ、なんか運命感じちゃう…✨ うりが渡した星環のかけら、絶対大事な伏線だよね!次回どうなるか気になって夜しか眠れないよ〜😭💕
第五話
十九回目の世界
十月六日
俺は、目を覚ましてすぐに時計を見た
午前六時三十二分
ゆあん
眠気はほとんどなかった
昨日の夜、うりから聞いた言葉が頭から離れない
____この世界は、十九回目
___今までの十八回は、全部
あの日を越えられなかった
ゆあん
信じられるわけがない
俺が知っているのは、一度だけ
あの日を経験して
そして、気がついたら___
また、三ヶ月前に戻っていた
だから、これは二回目
ずっと、そう思っていた
ゆあん
もし本当に十九回目なら
今までの十八回にも、自分がいたことになる
そして___
十八回分の自分が、何度も同じ結末を迎えていたことになる
俺は首を振った
ゆあん
ベッドから起き上がる
まずは確かめる
自分が覚えているあの日と、今の世界。
何が同じで何が違うのか
それを一つずつ調べるしかない
のあ
学校へ向かう途中
いつものように、のあさんが手を振っていた
ゆあん
のあ
ゆあん
のあ
ゆあん
のあ
のあさんが笑う
その笑顔を見て、俺は少しだけ安心した
前回も。
のあさんはこうやって笑っていた
だからこそ
今度は絶対に守りたい
ゆあん
のあ
ゆあん
のあ
ゆあん
のあさんは少し考える
のあ
ゆあん
のあ
俺の足が止まった
ゆあん
のあ
ゆあん
のあさんは首を傾げた
のあ
のあ
ゆあん
のあ
のあさんは困ったように笑う
のあ
ゆあん
のあ
ゆあん
のあさんが少し黙る
のあ
俺の胸がざわついた
まだ間に合う。
その言葉は前回にはなかった
時間は残っていない。
まだ間に合う。
のあ
ゆあん
のあ
ゆあん
のあ
ゆあん
俺は笑った
でも。
心の中では、一つの可能性が浮かんでいた
____のあさんも、何かを思い出しかけている
昼休み
俺はひろくんを呼び出した
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろくんが少し驚いた顔をする
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろ
俺は少し迷った、
そして
ゆあん
ひろくんの表情が変わった
ひろ
ゆあん
しまった
言ってしまった
ひろ
ゆあん
ひろ
ひろくんが真剣な顔をする
ひろ
ゆあん
しばらく沈黙が続く
やがて、俺は小さく息を吐いた
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろくんは少し考えた
そして。
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろ
ゆあん
ひろ
俺は少しだけ笑った
ゆあん
放課後
ひろくんは図書館へ、
のあさんは先に帰宅
俺は1人で校門を出た
ゆあん
今日は、うりがいない
昨日の夜にも会った旅人のうりも
普段一緒にいるうりも
今日はどちらも、どこか遠くにいる気がした
俺は昨日の紙を取り出す
___十九回目。
この文字は、まだ消えていない
ゆあん
その時
うり ?
ゆあん
振り返る
そこに立っていたのは__
旅人のうりだった
ゆあん
うり ?
ゆあん
うり ?
ゆあん
うり ?
うりは紙を見る
うり ?
ゆあん
うり ?
うりが紙を指さした
うり ?
ゆあん
うり ?
ゆあん
うり ?
俺は眉を寄せる
ゆあん
うり ?
うりは言葉を選ぶ
うり ?
ゆあん
うり ?
うりは続ける
うり ?
ゆあん
うり ?
ゆあん
うり ?
ゆあん
俺の顔がこわばる
ゆあん
うり ?
ゆあん
俺は震える声で尋ねる
ゆあん
うりは答えなかった
ただ、俺を見る
うり ?
ゆあん
うり ?
うりは首を横に振る
うり ?
うり ?
ゆあん
意味が分からなかった
ゆあん
うり ?
うりが静かに言う
うり ?
俺は言葉を失った
つまり。
今までの十八回には__
自分たち四人が揃っていなかった
ゆあん
俺は顔を上げる
ゆあん
うり ?
ゆあん
うり ?
うりが遮る
うり ?
俺は黙った
うり ?
ゆあん
うりは答えなかった
代わりに、俺の手に何かを握らせる
ゆあん
小さな銀色のかけら
星のような形をしている
うり ?
ゆあん
うり ?
ゆあん
うり ?
その言葉を聞いた瞬間。
欠片が淡く光った
ゆあん
俺が手を開く
そこには、見覚えのない文字が浮かんでいた
‘四人目、確認‘
ゆあん
俺が顔を上げる
そこに、うりはいなかった
ゆあん
手元のかけらだけが、かすかに光っている
その光を見つめながら
俺は初めて思った
もしかしたら
このループは、あの日をやり直すためだけにあるんじゃない
______何かを、そろえるために
その日の夜
遠く離れた場所で
ひろが一冊の本を開いた
昨日まで存在しなかったページ
そこには、たった一行だけ書かれていた
‘四人が揃ったとき、最後の記憶が戻る‘
ひろは、その文章を何度も読み返す
ひろ
そして。
ページの端に、小さく文字が浮かび上がった
‘19‘