杏美(あみ)
ねぇ
杏美(あみ)
今日一緒に帰らない?
亮太(りょうた)
え、あぁ良いよ
杏美(あみ)
わーいw
杏美(あみ)
じゃまた放課後~
亮太(りょうた)
ばいばい
俺達は付き合ってます
杏美(あみ)
(私、ちゃんと言えるかな・・・)
亮太(りょうた)
ん?どした?
杏美(あみ)
ううん!何にもない😊
タッタッタッ
杏美(あみ)
・・・
亮太(りょうた)
?
放課後
杏美(あみ)
あ、あのね!
亮太(りょうた)
何ー?
杏美(あみ)
あ・・・いや、何にもない
亮太(りょうた)
あ!ねぇねぇあれ見てよ!
杏美(あみ)
え?わっ!すごーい
虹だ!
亮太(りょうた)
あ、ハモったー!(ˊᗜˋ)
杏美(あみ)
あははっ
亮太(りょうた)
じゃーね~また明日
杏美(あみ)
(やっぱり言おう)
杏美(あみ)
ねぇ。これこら私が言うこと信じてね。
亮太(りょうた)
え?
杏美(あみ)
私
杏美(あみ)
人間じゃないんだ。
亮太(りょうた)
・・・は?
杏美(あみ)
私は妖精・・・なんだ
亮太(りょうた)
え?ごめん?え?
杏美(あみ)
・・・
杏美(あみ)
私が嫌だったら別れていいよ
亮太(りょうた)
・・・
杏美(あみ)
それに、私がこの世界にいられる時間はもう少ない。
亮太(りょうた)
・・・・・・
杏美(あみ)
・・・考えておいて
亮太(りょうた)
・・・
杏美(あみ)
じゃね
亮太(りょうた)
・・・
1週間後
亮太(りょうた)
ごめん
杏美(あみ)
・・・だ、だよね!
杏美(あみ)
人間じゃないやつなんて・・・
杏美から涙が零れた。
亮太(りょうた)
俺
亮太(りょうた)
やっぱり杏美のこと好きだ
亮太(りょうた)
どうしてと諦められない
杏美(あみ)
え・・・
杏美(あみ)
私!人間じゃないんだよ!!
亮太(りょうた)
そうだよ!それは理解した。
亮太(りょうた)
だけど俺は杏美と一緒に居たい。
亮太はいつもの笑顔で笑ってくれた。
杏美(あみ)
うっうっうっ
杏美(あみ)
わたっし
杏美(あみ)
亮太に出会えて・・・よかったっ
亮太(りょうた)
すー
好きだ!