数日前
「星乃睦月」がいつも通りのんびり過ごしていると それは起こった…
星乃睦月
頭が回らなかった
何が起こっているのか分からないし、 ましてや家に自分以外居ない
星乃睦月
星乃睦月
わけがわからなかったが、最低限 スマホ、財布、タオル、懐中電灯をカバンに詰めて 持っていくことにした
それ以外の持ち物には頭が回らないせいか 分からなかった
近くにあった制服に着替えて避難する事にした
数分後
星乃睦月
避難所…学校に着いたらお年寄りや小さい子供、 それに自分と同じ歳の人も数人いた
……が
明らかに人数が少なかった
星乃睦月
疑問に思っていると、突然自衛隊の人達が やってきた
自衛隊
自衛隊
星乃睦月
自衛隊
自衛隊
信じられなかった
"半分の人類が消滅した"とはそのままの意味だろうか
避難者達も誰も理解しておらず、 話そうとはしなかった…
星乃睦月
半分の人類がもし居なくなってしまったとしたら、 家族は大丈夫だろうか
友達は?
親戚は?
クラスメイトは?
先生は?
もしかして全員居なくなってしまったのだろうか…
そう思うと涙が溢れてきた
数分後
避難者の数人はなんとなく状況を理解してきたらしく、 怒鳴っている人や泣いてる人が大勢いた
そんな中
自衛隊
自衛隊
自衛隊
「星乃睦月」はこの学校の生徒なので、 非常食の場所は分かっていた
星乃睦月
自衛隊
自衛隊
星乃睦月
色々考えるのは非常食を食べてからだと考え、 非常食を取りに行くことにした
あまり非常食など使わないのでダンスホールに ホコリが積もっている所があった
非常食の他にも 懐中電灯、布団、ティッシュ、タオル…
などの最低限の生活必需品が揃っていた
星乃睦月
よくよく考えれば1人で避難者全員の非常食を 持っていくのには無理があった
すると…
、、、
。。。
星乃睦月
…何故私の名前を知っているのだろう
でも今はそれどころじゃない、 何処かでわかったんだろうと思い…
星乃睦月
そう言い振り向くと…
星乃睦月
星乃睦月
星乃睦月
そこにはこの学校の同級生の 水野透也と関晴希が立っていた
水野透也
水野透也
関晴希
星乃睦月
水野透也
星乃睦月
関晴希
関晴希
星乃睦月
よくよく考えればこの2人と学校で全く 話したことが無かった
でも緊急事態になった今はそんな事どうでもよかった
3人それぞれ足りるだけの非常食を持って 体育館(避難場所)に向かおうとした
その時
外からとてつもなく大きい何かの爆発音が 聞こえてきた
何かの隕石が落ちてきた? そんな事を最初は思ったけど違う気がした
それよりもっと嫌な予感がした
2人も同じ事を思っていたのだろう
水野透也
関晴希
星乃睦月
3人は非常食を無視して体育館(避難場所)へと 走っていった
水野透也
関晴希
星乃睦月
体育館に戻るとそこには誰も居なかった
まさかあの爆発音と関係があるのか
星乃睦月
星乃睦月
関晴希
3人は外も確認したがそこに人の姿は無かった
今の状況を踏まえて考えられるのはこれしか無かった
水野透也
星乃睦月
関晴希
関晴希
それから数分間3人は一言も話さなかった
理解も出来なかった
頭が真っ白になった
そんな事あるはずないと思った
でもこれは夢じゃない…現実だった
これが全ての始まり
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