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主人×使用人

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主人×使用人

1 - 彼との出会いと彼の過去について

♥

70

2020年06月29日

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mini

コンニチワ

mini

こちら腐向けとなっております。(今回は腐要素全くといっていいほどないですが。)

mini

腐向けが苦手な方はここで引き返してください

mini

また、本人様とは一切関係ありません。

mini

お腹すきました。

mini

それでは、どうぞ!

一つ、息を吸って

吐く....

と、同時に扉を叩いた。

コロン

....

コロン

どうぞ

少なくとも 歓迎はされてないようだった。

ルウト

失礼します。

扉を開いた先には 綺麗な水色の髪をした

恐らく、僕と同年代くらいであろう 男の子がいた。

ルウト

今日から貴方の専属使用人を務めさせていただきます。

ルウト

「ルウト」と申します。

ルウト

以後、お見知りおきを。

慣れない堅苦しい言葉を 使って、これだけでかなり疲れた。

ご主人様から返ってきた言葉は 冷たいものだったけれど、

コロン

よろしく....

悪い人ではなさそうだな、 と思った。

ルウト自身、人と関わるのは 得意ではなかった。

なので、変にかまってくる 主人より、

こちらの方が幾つか気が 楽だったのだ。

とはいえ、普通自己紹介くらい するだろうと疑問に思う。

ルウト

僕以外に使用人はいないのですか?

あまりにも続かない会話にうんざり して、こちらから話題を振ってみる

すると、彼はあからさまに 怖い顔をして、

コロン

お前には関係ないだろ

と言った。

彼はどうやら、極力僕と関わらないようにしたいらしい。

ルウト

....

ルウト

失礼しました。

僕は諦めて、部屋を後にした。

コロン

....僕だって、

コロン

一人になりたくてなったわけじゃねぇよ。

僕が部屋を出るとき、 彼が口にした一言を

僕はその時、深くは 考えなかった。

僕は、公爵家の長男に生まれた。

めいど1

こ....これは!?

僕が生まれた時、皆が 恐れた。

この、水色の目と髪色のせいで。

僕の人生は狂わされることになる。

めいど2

聖書に出てきた邪神と同じだわ!
あぁ....なんて、恐ろしい!

執事

こんな邪神は、一生幽閉するか、殺してしまわないと!

皆、揃ってそんなことを言う。

この子は邪神などではありません!

ダメです!そんなことをしては....

唯一、庇ってくれた母は、

邪神の協力者だと死刑にされた。

ごめんね....ごめんね....

コロン

やぁ....ま、ま....

貴方は、何があっても絶対に生きてね。

母の、最後の言葉だった。

少し、見てはいけないものを  見てしまった気がする。

コロン

お母さん....

主人が涙を流しながら、 写真を見つめてそう言っているのだ

訳ありだとは思っていたけど....

ルウト

あの....

ルウト

お食事をお持ちしました。

僕がいることに気がついた彼は 顔を真っ赤にしてこちらを みていた。

コロン

え、あ....

ルウト

お母様、とても優しそうな方ですね。

写真を覗くと、 華やかに笑う女性の姿があった。

彼も、それを再確認するように 写真に目を落す。

そして、一回頷くと、

コロン

すごく....優しくて、綺麗な人だった

幸せそうに目を細めた。

mini

お腹すきました。

mini

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

mini

感想やアドバイス等、あればコメントに書いていただけると嬉しいです。

mini

ではっ!

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