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友達の線は 超えられないんだ
祐希
ねえ
祐希
俺ってなんでいつも
祐希
振られるのかな
志帆
ばかだからじゃん
可愛くないことしか言えない
祐希
まじめに聞いてんだけどな〜
志帆
知らない！！
君が女の子と別れて
少し嬉しい自分がいて
志帆
(祐希は優しすぎるんだよ……)
祐希
志帆はどう思う？
志帆
何が？
祐希
俺のこと
志帆
……っえ！
祐希
好き？
志帆
……好きじゃないよ
好きだよ
ずっと
毎日一緒に変えれるのも
本当は
すっごく嬉しくて
心臓がもたないよ
祐希
嫌い？
志帆
なんでそんなこと聞くの……
志帆
ばかじゃないの
祐希
嫌いか〜
祐希
志帆ちゃんにも嫌われちゃったか〜
違うよ
違うんだよ
志帆
……嫌いじゃない
志帆
に決まってんじゃん
好きじゃない、嫌いじゃない、
祐希
嬉しい
わしゃわしゃと
私の髪を撫でる
志帆
やだボサボサになっちゃう
祐希
はは
あなたは何を
思ってるの？
私はあなたが
好きです。
志帆
(気持ちが溢れそう……)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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