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こむ

第十七話!

こむ

それでは、どうぞ!

こむ

ちょい暗かもです

ルザク

えと…

おんりーちゃんが車から飛び出した後

混乱してる僕たちにドズルさんが

一回会議室行こうか、と言ってここまできた

質問、しちゃおう

ルザク

籠る…って、?

ドズル

訓練場の奥、扉があったでしょ?

雨栗

あったかも…

ドズル

あそこはおんりー専用の訓練室で

ドズル

おんりー自身に何かあったり

ドズル

精神的に危ない時、あそこに籠るんだ

米将軍

そういうことか

米将軍

なら、今のおんりーはちょっと危ないってことか?

雨栗

まぁ、向こうでも大変だったし…

ドズル

…そっちで起きたこと、聞かせてほしいな

雨栗

はい

雨栗さんが代表して説明をしてくれた

おんりーちゃん、大丈夫かな…?

ドズル

僕らがいないときに起こっちゃったか…

ルザク

知ってたんですか?

ドズル

まぁ、ね

ドズル

前に数回だけだけど起こったことがあるから

ドズル

僕らメンバーが抱きしめて話しかけると落ち着くんだ

ドズル

今までは僕らしかダメだったんだけど…

ドズル

なんでだろうね?

雨栗

…匂い、とかですかね

ドズル

まぁ、それはおんりーにしかわかんないし

ドズル

置いておこう

ドズル

しばらくしたら出てくるよ、きっと

ドズル

一旦報告は以上かな?

ルザク

はい

ドズル

ありがとう

ドズル

今日は帰って休むと良いよ

雨栗

はい

ルザク

ありがとうございました

米将軍

おやすみなさい

ドズル

うん、おやすみ

ドズルさんの声に見送られて 部屋から出るタイミングでドズルさんが小さく呟いた

ドズル

…おんりー、今回は早くでてきてよ…?心配なんだ、こっちも

その言葉を聞いて

おんりーちゃんが前に籠った時は長い時間出てこなかったことがわかった

おんりーちゃんは何を抱えてるんだろう

過去に、何があったんだろう

俺は専用訓練部屋に入って鍵を閉めた後、ずるずると扉を背にへたり込んだ

おんりー

もう、やだなぁ…

自分の悪いところが浮かんでは消えてを繰り返す

おんりー

…はぁ…

掠れるようなため息が漏れる

おんりー

考え事をしていると、またしてもふわりと雨栗さんのサンダルウッドの香りが広がった

あ、返し忘れちゃったな、上着

おんりー

…なんだっけ、この匂い

記憶を遡ってみると

おんりー

ぁ、

おんりー

おらふくんだ…

そうだ

時々おらふくんがつけるコロンの香りにそっくりなんだ

抱きしめられた時、おらふくんの匂いに似ていたのもあって落ち着けたのかもしれない

おんりー

…でも

きっとそれだけじゃなくて、3人を"仲間"だと認識してしまっているからでもあるんだろう

本当に少しの時間で、素直で優しい子達だと理解できる人柄

人懐っこくて、本当に裏組織が疑ってしまうくらいの笑顔

それらが積み重なって、俺の大切な人達と言うくくりのの中に入ってしまってる

良いことではある

でも、それは…

おんりー

こわい、なぁ…っ

大切な人が多いほど、弱点になる

大切な人を増やすほど、別れが辛くなる

おんりー

みんな、好きなのに…、

おんりー

なのに、素直に言えない…っ

自分の気持ちが素直に伝えれないのは

単に恥ずかしいと言う理由もあるけど

そこで、改めて大切だって再認識するのが

こわい、からだ

おんりー

情けない

自分の臆病さに、弱さに

心底腹が立つ

どんな時も胸の奥に渦巻いている恐怖

それに意識を向けてしまうと、思考も、行動も、全て上手くいかなくなる

昔のことを、思い出してしまうから

おんりー

ビッグボス…っ

つい、名前が溢れてしまう

おんりー

ごめん、守れなくて…っ…っ!!

あぁ、本当に嫌だ

嫌いだ

過去も、自分も、全部

全部

嫌いだ…っ

しばらく経っても落ち着かず

部屋の奥まで行く

殺風景の、何もない部屋

辛い時、危ない時は

おんりー

鍛錬のみ

普通の鍛錬ではダメだ

無我夢中になって

何も考えられなくなるくらい必死に

全力で鍛錬をしないと意味がない

そのためには

おんりー

このイヤホンは、必要ない

耳栓の役割を果たしていたイヤホンを外す

キーーーンと耳鳴りがする

自分の心臓の音、血液の音、部屋の外から聞こえる訓練の声

息をするたびに耳の奥に響き

体を動かすたびに服の擦れる音、髪の音、心臓の活性化

一つ一つの動作全ての音が情報となって頭に入ってくる

眩暈がする

頭が痛い

辛い

声を出したら出すだけ響く

どうしようもなく、手が震える

耐えられないのに、耐えてしまう

この辛さが、心が辛い時には

とても心地いい

おんりー

まぁ、ずっと喋らなかったら鍛錬にならないし

できる限り声は我慢しないようにするけど

そんなことを考えつつ一つ不安が頭によぎる

…あの3人、入ってこないよね…?

おんりー

入って来ちゃったら、止まれる自信

おんりー

ない…

ガンガンと頭に声が響くけど 気にしないようにしつつ

ルザクくん達3人が心配になる

ドズル社メンバー達は、俺がここに籠っている時に入らないっていう

暗黙の了解?的なのが広まってくれてるけど

入って来たら

情報量の多さで倒れたりとか

鍛錬に夢中になりすぎて攻撃してしまったりとか

身体的に危ない目に遭わせてしまうかもしれない

できるだけ、意識保ったまま止まれるようにこれから鍛錬するんだけどさ

おんりー

じゃあ、始めよう

ルザク視点

ルザク

…大丈夫かなぁ…

不安で落ち着かずにいると

ピーンポーン

インターホンがなり、確認すると雨栗さん

ルザク

はーい

そう言って部屋に入れる

雨栗

ルザク、初任務で疲れたのにごめんね

ルザク

ううん、大丈夫!

ルザク

こめしょーは?

雨栗

ぐっすりだよ

雨栗

疲れただろうし、変に緊張してたからね

ルザク

だね

ルザク

で、雨栗さんも…おんりーちゃんのこと?

雨栗

うん

雨栗

相談?とかしたくて

ルザク

うん

ルザク

なんか、おんりーちゃん

ルザク

壮大なものを抱えているよね

雨栗

だよね

雨栗

こう、私たちでは想像できないくらいの大きなもの

雨栗

難しいね

ルザク

ん…

ルザク

雨栗さん、そういえば上着は?

雨栗

あ、返してもらいそびれた

雨栗

どうしよ…?

ルザク

行く?

雨栗

んー、行っていいのかなぁ…

ルザク

ダメだったら、謝ろ

雨栗

……だね

ルザク

ふふ、うん!

その時、スマホが通知で光ったように思ったけど、気にしなかった

この選択を、後で少し後悔することになる

こむ

第十七話でした!

こむ

よければハートコメント
よろしくお願いします

こむ

そろそろNEXT♡〇〇、欲張りすぎかなと思い始めたからやめまーす

こむ

やめても♡たくさんだったら嬉しい

こむ

投稿頻度はきっと変わりません

こむ

不定期です

こむ

♡ほしいなぁ…とか言っときます

こむ

無理には大丈夫だけど、もしよかったら♡ください!

こむ

それでは、また

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