あなたと出会ったあの日
あなたと会う日には、 妙に空が澄んで透き通っていた
夜空に浮かぶ星がはっきりと見える そんな日でした
夢の中で出会ったあなたは優しくて凛々しくて、少しだけ、幼くてかっこいい… そんな人でした
わがままを言うとするならば、 あなたにもう一度会いたい
私にとっての幸せはあなたでしかない
他にあなたに勝てる人なんていないようなそんな存在
あなたは手を伸ばしても伸ばしても手が届かなくて、
どことなく切なさを感じる
今後もこんな思いをすることはもうないでしょうね
私にとっての王子様は あなただけなんだよ
どうかわがままを聞いて?
あなたがいないと生きていけない 私を夢の世界へ また連れて行ってくれませんか?
彼女には家族がいました
4人家族 どこにでもある家族
だけど最近 産まれたばかりの弟がやってきた日から 彼女の歯車が狂い始めました
前までは一人っ子だったのにと 気持ちの整理があまり上手く 付いていないようです
全く彼女にはいらない祝福
つまらない日常
大して面白くもない勉強
自分だけが取り残されていくような そんな気持ち
そんな日常と家族に日に日に不満が溜まっていく一方でした
でもそんなある日
あるひとりの男の子に 夢の中で出会います
優しく柔らかい微笑み
目の奥には美しい海の色をした青い瞳
黄金色のサラサラした髪の毛
外国人のような見た目の 少年出会った
彼は私に何を教えてくれるのだろう
初めてあった日は こちらを見て手を振りにこりと 笑うだけだけで夢が覚めてしまった
優羽
優羽
母親
母親
母親
母親
優羽
恐る恐る下に降りてみる
息を殺してそっとリビングを覗いて見た
案の定、父が母のことを慰めていた
父親
父親
いつもの愛想笑い でも目の奥が笑っていないことが よく伝わる
そんなことを知らず 母は父に愚痴をこぼしていた
母親
母親
母親
変なことばっかり言うんだから
母親
イライラしながらこちらを私を見る
母は気づいていたらしい
親って怖いなって思う瞬間だった
その睨みつける視線が心が痛くなる
父親
そんなに言うことじゃないと思うぞ
父親
父親
父はいつも私の味方をしてくれる
そんな優しい父が今でも好きだ
太い声で私のことを呼ぶ
父親
父も私がいることに気づいていたらしい
恐る恐る、 リビングに入り震える声で挨拶をする
優羽
鋭い視線が私に向いて 私のことを母は睨みつけてくる
この感じめっちゃ嫌だ
母親
母親
母親
母親
やれやれと言わんばかりに大きなため息をついて、台所に目をやる
私は知らないわよと言わんばかりの顔
そんな顔で家事に専念し始めた
伝えるのが怖かった
これを言ってしまえば、母に嫌われるとわかっていたから
だけれど、イライラしていた私 驚くことに母に伝えてしまった
優羽
優羽
優羽
優羽
もう一度母の視線がこちらに向く
母とはにらめっこ状態になってしまった
母親
母は怒りを抑えられないタイプで 1度怒ってしまえばマシンガンのように 止められない 止まらないマシンガンになってしまう
そんなことをぼやっと想像していると
父親
ベイビーちゃんが起きちゃうよ♡
今回は父が母の暴走を 停めてくれたようで ほっとため息をつく
母親
そうやって弟のことになると ころっと変わる性格大っ嫌い 吐き気がするよ…
ふと時計を見て時間を確認すると
もう学校に行く時間になっていた
優羽
母親
母親
ご飯は!?
優羽
行ってきますー
母親
今回はここまで!!
どうでしたか?
お母さんやばいですよね😱
作りながらヤベェやつだって思いながら作ってました。
最後まで見てくれてありがとう😭
3話もお楽しみに
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