/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
あかり
頬を染め、
恥ずかしがる姿は、
多分
僕の心臓を鷲掴みにしていたんだと思う。
廉
廉
2つ前の席に座った彼女は
整った綺麗な顔と輝く黒髪
所謂美人と言うやつだろうか
廉
あとよく見ると僕の推しキャラに似ている
教室がオレンジ色に染まるなか、
教室に残っているのは僕1人。
廉
地味で目立つ取り柄もない僕は
都合のいいトリでしかない。
逆らえず、有無を言わせない圧に
勝つことは出来ない
廉
ｶﾞﾗ
あかり
廉
廉
あかり
あかり
廉
廉
あかり
もう柴田さん達と打ち解けたのかと
人気者の才能に羨ましさを感じた
廉
あかり
廉
あかり
詩坂さんはお見通しらしい。
一瞬、真面目な顔になってから
表情を崩し、ふっと笑った
あかり
廉
廉
あかり
廉
あかり
廉
あかり
廉
あかり
なんだろうか、
彼女の優しさに触れていくだけで
カラダの奥底から滲み出る何かが
僕の心を焦がしていった
廉
あかり
廉
あかり
あかり
廉
あかり
あかり
廉
あかり
あかり
廉
あかり
彼女と僕の共通点を見つけた瞬間に
僕の何かがプツンッと切れた
廉
廉
廉
あかり
あかり
廉
多分、
心から楽しいと思えたのは久しぶりだった
彼女と連絡先を交換し
校門の前で別れたあと
僕は嬉しさ以外何もなかった
廉
嬉しさとこれからの楽しみが混ざりあって
僕は
行き場のない興奮を布団へと預けていた
ﾋﾟｺﾝ
あかり
あかり
れん
れん
あかり
あかり
れん
あかり
あかり
れん
れん
あかり
れん
れん
あかり
廉
廉
廉
廉
廉
廉
母
廉
廉
母
まだ、知らなかった
ここからが本番だと
僕はもともとトリだったと
あかり
あかり
あかり
廉
当日、僕は緊張のあまり、
待ち合わせの時間より 2時間も早く来てしまった
廉
廉
あかり
廉
あかり
廉
廉
棒読みになっていないだろうか…
一つ一つの行動が全て心配だ
あかり
廉
廉
あかり
廉
あかり
廉
あかり
詩坂さんは
たまに心臓に悪いことを言ってくる
僕の心臓はもうキャパオーバーである
あぁ、熟していく…
とっても
とっても…っ
彼女からの誘いは何度も続き
傍から見れば恋人の様な事をしている
でも最近
彼女の様子がおかしい
あかり
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/end-call/assets/call-end.7ffbe621715a9ef9.png)
通話
00:30
あかり
廉
あかり
普段と違う雰囲気にゴクッと唾を飲む
あかり
ドクドクと血が蠢いている
騒いでいる
廉
額や手に熱が溜まる
あかり
心臓がバクバクとなっている
廉
あかり
違う
廉
苦しい
あかり
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
あかり
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
廉
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
あかり
あかり
あかり
廉
あかり
廉
あかり
あかり
あかり
あかり
あかり
あかり
あかり
あかり
苦しい
あかり
最期、妖艶に微笑んだアイツは
誰だったんだろう
コメント
10件
コンテスト参加ありがとうございます。 人喰い虫も気になりますね...w自分の餌として、栄養分として、アナタは私の全てだと...良いですねぇ、好きです！ 最後の食事シーンですが、告白する前、ｽﾞﾌﾞｯ...、や、ｽﾞﾊﾟｯ...、など、何かしらダメージを負った表現があった方が、あっと驚くシーンになったかなぁと思います。
うひょーダメだ、言葉が出ない
すごいな… 普通にピュアな純愛かと思ったのに…。 最後の苦しい、って感じとか、女の子が豹変した所とか、特に好きです！ 終わり方もカッコいい！ 情景描写が素敵でした！！
