誠一
…え………み…⁇
まどか
…あ、やっと起きた⁇
誠一
お…おう……オレどんくらい寝とったん⁇
まどか
12時間。
誠一
は⁇
まどか
12時間だよ。
誠一
え⁇…12時間⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎
誠一
オレそんなに寝とったんか⁇
誠一
12時間…⁇……12時間か……やばいな…
まどか
誠一が寝たのが23:00で今が11:00だからね…
誠一
な…なんで起こしてくれなかったん⁉︎
まどか
え、今のが嘘だからだけど⁇
誠一
嘘なんかい‼︎ややこしいわ‼︎
まどか
……だって、こうやって平和にできるの、今だけだもん。
誠一
は⁇
まどか
健三には出て言ってもらったんだ、さすがに2人から攻められるのは嫌でしょ⁇
誠一
な…なんの話を…
まどか
分からないの…⁇まぁ……先に煽ったのはそっちだからね。
そういった後、恵美は俺のことを押し倒した。
誠一
……あ……………まっ…恵美‼︎ほんま…やめ…て…
まどか
…はははっ、やっぱりこういうことされるの怖い⁇
まどか
僕知ってるよ、誠一が昔教師から性的暴行を受けてたことも。
まどか
わかった上でやってるの。
まどか
なんでかわかる⁇
誠一
そ…そんなん分かるわけないやろ………
まどか
…僕ね、さっきの誠一に凄い傷つけられたんだ。
誠一
あ…え…えっと…それは…ほんと…
まどか
謝罪なんかいらない‼︎………そんなものよりも…僕は…………誠一に……もっと…自分を…大切に…
自分を大切にする方法なんて未だにわかっていない、ということを伝えたらきっと怒られるのだろう、そんなことを呑気に考えてしまう。けど、恵美が大切にして欲しいと望んでいるなら最大限、努力はしてみる。
まどか
………けど、だからってこんなことは良くないよね、だって…こんなことしたら……僕…僕………
まどか
誠一に嫌われちゃう。
震えた声で恵美がそう言う、こんなに泣きそうな恵美、いつぶりに見たか
誠一
大丈夫、嫌ったりはせぇへんから。
誠一
恵美は…ずーっと大切な幼馴染や。
誠一
あと…さっきのドッキリで恵美んこと傷つけたなら、謝罪なんかいらん言われたけど謝るわ、こうでもせんと…オレも公開するやろうから…
上を見ると、とても辛そうな顔をしている恵美がいた、こんな顔をさせるつもりはなかったのに。本当、どうしたらいいのだろうか。
誠一
ほんまごめんな、…やばいな……オレ幼馴染失格やわぁ…
まどか
失格なんかじゃない、大丈夫だから………
まどか
少しだけ………
まどか
こうさせて。
そう言うと恵美は俺に抱きついてきて…少しだけと言っていたのにそのまま寝てしまった。
健三が部屋に入るとお互いに抱きしめ合いながら寝ているふたりがいた。
健三
…まどかさーん、そろそろ終わりました…か……⁇…
健三
いや………あの様子を見る限り、ギリギリ手は出さなかった…ようですね。
健三
私も今日は寝ますか……
誠一
………けん…ぞー
健三
……まだ一応起きていたんですね。永眠していればよかったのに。
誠一
ははっ…それは酷すぎちゃう…⁇
健三
…酷くなんてないです、さっきの貴方のドッキリの内容に比べたらまだ優しいものです。
誠一
…俺、そんな酷いこと言っとったん⁇
健三
…えぇ、本当………思い出したくないくらいには。
健三
いや、私が誠一くんのことを思い出したくないのはいつもの事ですが。
誠一
俺はいつも2人のことを思い出してるのに…
健三
そんなに落ち込まないでください、気持ち悪いですよ⁇
誠一
いてこますぞ⁉︎
まどか
……うるさい…二人とも…
誠一
あ、恵美〜起きたんか。
まどか
あんな声量で喧嘩されたら起きるに決まってんじゃん………
誠一
…それもそうか……
健三
わ…私としたことが………まどかさんの安眠を…
まどか
健三は一旦落ち着いて⁇
健三
…わかりました、深呼吸します…ヒッヒッフー…
誠一
それ出産の時のやつちゃう⁇
健三
まさか誠一くんが知ってるとは……
誠一
俺はそこまでバカやない‼︎
まどか
はいはいストップストップ、今夜の23:00だよ⁇周りに迷惑‼︎
誠一
えっ、今が夜の23:00なんか⁉︎
健三
全く…誠一くんは時計も読めないのですか…⁇
誠一
時計くらい読めるわ‼︎
まどか
…とりあえず、誠一は………
まどか
さっきの罰として僕に膝枕されてよね。
誠一
…⁇……お…おう…⁇
これで僕も膝枕できるぞ!とでも言うかのような表情で健三の方を見ると、健三は少し悔しそうな顔をしていた。ふふっ、流石の健三も僕にジェラシーパンチはできないだろう。
主
今回はこれで終わりです〜
Rいれれなくて申し訳ない、別のところでR出すので許してくださいな
Rいれれなくて申し訳ない、別のところでR出すので許してくださいな
主
それではまた〜👋







