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2件
うわぁぁやっと見れたぁぁ!!!笑 センシティブな内容になってたので…😭 え、最後にころんくんが死ぬなんて発想どこにあるんですか🥺 私だったら逃げ出してさとみくんとハッピーエンドですよ… もうまじで最高です 色んな意味で泣きかけました🥺
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
「最高の嫌がらせを、君に。」
るぅと
ころん
さとみ
ななもり
ジェル
莉犬
・nmmn ・R18あり(割と無理やり) ・グロいのあります 苦手な方ほんと注意してください
ころん
さとみ
ころん
まーたやってるよ…とでも言わん ばかりにななジェルがジト目で見る
最近、さところが喧嘩することが 増えた気がする
2人とも毎日投稿してたり、忙しくて イライラしているのは分かるけど。
2人は付き合ってるんだから 喧嘩は家でやってくれと願う毎日。
俺は…まぁ、いつもの事だからと 割り切ってプロ✘カのガチャを 回しているのだが。
特に興味も無いが、ぼーっと喧嘩の 成り行きを見守っていた。
さとみ
さとみ
さとみくんが続きをいえなかったのは ころちゃんが酷く悲しそうな顔をしていたからだろう
ころん
ころん
ダメ、ころちゃん。それ以上言っちゃ ダメだよ。
…そんな俺たちの願いも虚しく。
ころん
莉犬
あーあ、言ってしまった。
さとみくんは酷く傷ついた顔をして 俯く
さとみ
その声はいつもの自信満々な口調からは想像もつかなくて。
そんなさとみくんを見てはっと したのか。
ころん
ころん
みんなが、「ころん謝れ」って空気を 出したことを察したんだろう。
じぃっところちゃんの反応を伺う
いたたまれなくなったころちゃんは 鞄を持って会議室を飛び出した
ころん
これに関してはころちゃんが悪い
いくら喧嘩してても全てを投げ出して「だいっきらい」で終わらせるのは 間違っている。
なのでみんな、ころちゃんを 追いかけることもなく、ため息を ついた。
……はずだった。
るぅと
莉犬
るぅとくんがころちゃんを追いかけに 行った。
ジェル
ななもり
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
莉犬
るぅと
1度は無視したころちゃんだけど、 体力の差で僕が追いついた。
ころちゃんの腕を掴んで、目を見る
るぅと
ころん
僕を見たころちゃんはすぐに 目を逸らしてしまった
なんだろう。イライラする。
ころちゃんが泣いてる。 さとみくんのせいで泣いている。
あぁ、このイライラはなに。
どうしたら、 このイライラは無くなるの?
るぅと
ころん
ころちゃんが泣き止んで赤く腫らした目で僕を真っ直ぐ見つめる
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
そういったのを確認して、やや強引に 腕を引っ張る
ころん
るぅと
ころん
こうは言うけど、 内心後悔してるんだろう
さとみくんのあの傷ついた表情を みたころちゃんは申し訳なさそうに 俯いていた。
「だいっきらい」なんて言葉も、 咄嗟に出てしまった言葉で、本気で そう思ってるわけじゃないだろう
そんなこと、分かってるのに。
るぅと
ころん
「うん」とは絶対言わないころちゃん。
ほんとはさとみくんが大好きな ころちゃん。
そんなころちゃんに気づかないフリを して、歩く。
僕はまるで、悪役。
喧嘩した主人公とヒロインの仲を引き裂いて、漬け込んで、嫌われる悪役。
だったら。
中途半端な悪役になるくらいなら。
いっその事、本気で悪役になってみるのも、いいかもしれない。
ボーッと2人でテレビを見る
ころちゃんを見ると、心ここに在らずの状態でテレビを見ていた
るぅと
余程考え事をしているのか、僕の問いは無視された
るぅと
ぴくっところちゃんが反応した
さっき渡したミルクティーを1口 飲んで言う。
ころん
なんで。嫌いって言ったじゃん。
僕の家に来たのに、さとみくんの事 考えてたんだ。
嫌いなんでしょ?さとみくんのこと
そう思うとまたイライラして。
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
言ってない。さとみくんはそんな事。
だけど僕は悪役だから。
悪役はどんな手を使ってでも ヒロインを奪い取る。
それで、主人公がヒロインを 助けに来る。
悪役はここで終わって、 必要とされなくなる。
ここまでがテンプレ。でしょ?
でも僕なら。
僕みたいにずる賢い悪役はそんなテンプレでは終わらせない。
ヒロインを奪い取って、僕の物にする
僕なら、できる。
るぅと
ころん
ころん
ころん
みるみるうちに涙が瞳を濡らす。
ころちゃんは、彼は今、
僕のせいで泣いてるんだ。
僕がころちゃんを泣かした。
それはとっても快感で。
今、僕がころちゃんを慰めたら。
少しでも、僕のことを考えてくれるようになるんだろうか。
……僕のものに、 なってくれるんだろうか
るぅと
るぅと
ころん
ころん
ころん
るぅと
ころん
僕にしか頼れる人が居なくて 縋りついてる。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
泣き疲れたのか、 それともミルクティーに入れた睡眠薬の効果かころちゃんは眠ってしまった
目が覚めた時、違和感があった
手首が痛い。
ころん
俗に言う手枷がはめてある
しかもここ、知ってる。
るぅとくん家のベット。
まさか、るぅとくんも動けない…?
ころん
名前を呼んでみたら、スタスタと こっちに近づく足音。
ドキドキしてると、ガチャっと音を 立てて扉が開いた
目の前に立ったのは見知った人。
ころん
ころん
ころん
るぅと
ころん
僕を見るなり、手枷を取ってと言う ころちゃん。
彼は僕が居ないと動けないんだ…
そう思うとなんだかすごく嬉しくて。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ここまでしても僕は悪役になりきれて いなかったらしく。
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
そう言って鍵をころちゃんの前に出す
僕は何をやらかすか分からないから。
早く、僕から逃げて。
ころちゃんへの最後の理性も虚しく。
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
僕はあくまで悪役だから。
ころん
ころん
るぅと
そうじゃない。ただ、ただ純粋に…
僕は……
ころちゃんの全部が欲しいだけ。
僕ところちゃんは活動が始まる前から 友達だったし親友だった。
僕は一緒にいるうちにどんどん ころちゃんに惹かれていった
でも今伝えるのは違う気がして。
気まづくなって親友じゃなくなるのが 怖かったから。
なのに、さとみくんが現れて。
いとも簡単にころちゃんの心を 射抜いて。
ずっと温めていた気持ちが冷めていくのが分かった。
僕には見せない笑顔。 僕が知らないころちゃん。
さとみくんは隠し事は嫌な性格だからしばらくして付き合ったと連絡が来た
僕が長年片想いしてきた人を、 たかが1年ちょっとで堕とした。
許せなかった。憎かった。
だから、「だいっきらい!」って 聞いた時、今しかないと思った。
ころちゃんが唯一、さとみくんを 見てない時。
それは、今しかないと。
好きという気持ちが、こんなにも 人を動かす原動力になるなんて 知らなかった。
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
そこまで言った時、自分が今 どれほど醜くて汚い人間なのか 思い知らされた気がした。
…もういいや、全部全部どうでもいい
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
るぅと
少し圧をかけて言う。
ころん
るぅと
るぅと
ころん
ころん
ころちゃんが悲しそうに俯く。
もう一押し。もうちょっとで ころちゃんは、僕のもの。
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
そう言われても僕はやめない。
るぅと
ころん
顔を歪ませボロボロ泣くころちゃん。
僕には愛おしさしか生まれなかった。
それから数時間、僕は動けない ころちゃんの横で話し続けた。
やだぁ…ッ"…聞きたくっ"なぃッ…
る…とく"っ゛…う"ぁ…ッ"
そ、んな…わけッ"
どうやら人はこんなにも簡単に壊せてしまうらしい。
ころちゃんの目は虚ろで、何を映しているのかも分からない。
あと少し。あと少しで__
さとみくんからの愛が消えたころちゃんに、僕からの精一杯の愛を注ぐ。
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
そう告げ、強く抱きしめる
ころん
ころん
まだあの人の名前を呼んでいることが 癪だけど、ころちゃんの目は僕しか 映っていない。
るぅと
るぅと
ころん
そんなの、当たり前。
るぅと
ころん
ころん
泣き疲れたのか、ふにゃっと可愛らしい笑顔を見せ僕に寄りかかる。
あぁもう、そんなことされたら。
僕の理性、無くなっちゃうよ
るぅと
ころん
僕の胸から顔をあげると、 自然と上目遣いになる。
その綺麗な瞳を見つめながら、 唇に甜いキスを落とす。
ころん
状況が理解出来ないようで、ハテナを 浮かべるころちゃん。
るぅと
るぅと
ころん
え…ま、ちょっ…と…!
なにしてッ…や"めっ…!!
ぁ…っ…そこッ…ぃや゛ッ…
る"ぅとく゛ッ…ぁう…っ…うぅ゛、ッ
ぉ゛ッう…う゛ぁ…ぬ…ぃてよぉ"…っ
あ゛ぅ…きもちッ"…やめ"、っろ…ぁ…
あははっ、何回イけますかね?
あ"、ぉ゛~~~ッ…ぉ"っぇ゛うッ…ぁあッ
…っぼくも、~~~ッん"
僕の欲を吐き出すためだけの行為で、いつの間にか眠ってしまった。
ころちゃんの頬に伝う涙を手で拭う
るぅと
ころちゃんをベットに寝かせ、 気の済むまで名前を呼んでから、 ころちゃんの隣に寝転んだ。
るぅと
僕はチャンスをあげた。
「この鍵で手枷外して逃げて」って。
だからこれでいい。
…これでいいから。
さとみside
ころんが会議室を飛び出した後、 とりあえず今日は解散ということに なった。
ころんに加えるぅとも居なくなったから仕方がない。
この家はころんと住んでる家だから、 ころんがここに居ないということは どこかに泊まったということだろう
さとみ
イライラはしてたが、ころんに当たるのは間違ってたと今になって思う。
いつもなら、莉犬が言ったように 次の日には喧嘩なんて忘れたようにケロッと「おはよー」なんて言ってくる
ただ家に居ないとなると別だ。
…しかも、追いかけたのはるぅと。
るぅとがころんに向ける想いなんてとうの昔に気づいていた。
だけど、俺も男だ。
好きなやつを黙って取られるなんて そんなことするわけが無い。
だから、るぅとの冷たい視線に気づきながらもころんにアプローチし、 見事付き合えることができた。
ころんの気持ちが最優先。
だから、もしいつかるぅとの方へ 行ってしまったら、そんときは祝福するし、俺もきっぱり諦めるつもりだ。
そんなるぅとに連絡すると、 「僕の家に泊まらせますね」と一言。
メンバーなので安心ではあるのだが。
少なくともるぅとはころんのことを好きな人として見てる。
恋人でもないやつの家に泊まらすのは なんだかモヤッとする。
さとみ
ここまでくると謝ろうにもタイミングが無くなった。
もう遅い時間だし、 今会うのは何となく気まづいので明日るぅとの家に行くことにした。
僕は裸のままるぅとくんの隣で 目を覚ました。
ころん
さとみくんに嫌われて、 恋人じゃない人に犯されて。
僕は誰の為に、なんの為に生きてるんだろうと少し考えたが、 それに答えをくれる人は居ない。
さとみくんに嫌われたのなら帰る場所は無い。
いっそ僕に愛を注いでくれたるぅとくんと暮らすのもいいなと思ってしまう
悩んでいると、ピンポーんと無機質な機械音が鳴った。
それと同時にるぅとくんが起きる。
るぅと
るぅと
ころん
僕が言うと、愛おしいものを見たように目を細めて、にこっと微笑む。
るぅと
るぅと
ころん
さとみくんが嫌いって言うのなら、 僕はるぅとくんにすきって言う。
さとみくんに嫌いは 嘘でも言えないから。
るぅとくんがパタパタと走って玄関に行く。
その後ろ姿を見ながら「誰だろう」 なんて思っていると、声が聞こえた。
え……。どうしたんですか。
どうって、ころんに会いに来たんだけど。
あ、ころんのこと一晩ありがとな
……別に。
さとみくんだ。
歓喜の気持ちがあったのは確かだが、 それと同時に嫌われたという事実も 思い出す。
さとみくんが僕を嫌ってても、僕はまださとみくんのことが好き。
間違っても好きな人に、レイプに近い事をされた後の姿なんて見せたくない
だから、会いたいよりも、 会いたくないと思う。
それを代弁するようにるぅとくんが 言う。
…ころちゃんはもうさとみくんのこと嫌いらしいですよ
なのでしばらくはほっといて上げてください
…分かったから。とりあえず話だけさせろ
無理です。ころちゃんが嫌いって言ってるんですよ、諦めてください
壁一枚隔てても分かる重苦しい雰囲気
息が詰まりそうになったけど、 るぅとくんだけは僕の味方だった事を思い出し、安堵する。
今なら話せるかもしんねぇだろ
無理だって言ってんじゃないですか!
るぅとくんが声を荒らげる。
どうして彼はこんなに必死なのか。
僕には知る由もない。
……なんでお前、そんな必死なんだよ
別に、ころちゃんのためですから。
…嘘つくなよ。自分のためだろ
なに言って……っ
お前、ころんのこと好きなんだろ。 ……恋愛対象として。
さとみくんところちゃんが付き合ってるのに、取ろうとなんてしませんよ
…じゃあ会わせろよ
そこで納得した。
彼がどうしてここまで必死なのか。
僕のことが好き故、必死で僕を堕とそうとして、壊れてしまったんだ。
…つまりは、僕のせい。
ころん
僕のせいで、メンバーを困らせ、
さとみくんを悲しませて、
更にはるぅとくんを壊した。
「誰のために生きてるんだろう」という自分自身の問いに答えが出た。
僕は、誰のためにも生きていない。
僕がいることで、誰かを不幸にする。
どうして、さとみくんとちゃんと 話をしなかったんだろう。
どうして、さとみくんと話す度に 感じていたるぅとくんからの視線を見てないふりをしたんだろう。
後悔ばかりが押し寄せ、僕を責める。
しばらくして、 さとみくんが半ば強引に家に入ったが僕が「会いたくない」と言うと 「そっか、また来るわ」と言って 帰った。
そしてるぅとくんが部屋に入ってきた
るぅと
るぅと
にこりと微笑み、僕の髪を撫でる。
人形を撫でるように、優しく。
嫌悪感なんて抱かない。
今はただ従順に、るぅとくんの お人形さんになっておけばいい。
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
嬉しそうに笑って、抱きしめる。
ここまで機嫌がいい今なら、多少の お願いを聞いてくれるかもしれない。
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
最後にちゅっとキスをして、 出かけて行った。
僕は動けないから、 ただされるがままになっていた。
しばらくして、 るぅとくんが帰ってきた
ころん
るぅと
大分僕が従順になって、喜んでいる。
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
まな板や包丁を持ってくるため、部屋を出ていく。
静かになった部屋で、考える。
るぅとくんは僕の事好きなんでしょ?
そして、監禁してまで僕を独り占めしてずっと一緒に生きたいと思ってるんでしょ?
でもごめんね、僕はさとみくんが 好きだから。
君が僕と「生きたい」と願うなら、 僕は君の前で死んであげる。
最低な僕から君への最高の嫌がらせ。
ころん
思わず笑みが零れる。
僕はさっきみたいに、君としょうもない喧嘩をするのが好きだった。
そんな日常を変えたくなくて、 君が僕へ送る視線を無視したのも事実
視線には、気づいていたけど。
まさか、ここまで狂ってしまうなんて
_だから僕も、狂ってあげる。
君が望んだように、最後は君のものになって死んであげるよ。
るぅと
るぅと
ころん
ムッと睨んだ後、スイカに包丁を 入れる。
るぅと
ころん
ころん
るぅと
僕の死まであと10秒。
ころん
るぅと
手枷を外してもらって、包丁を貰う。
その包丁を持って、立ち上がる。
るぅと
流石に僕や様子がおかしいことに 気づいたのか、僕に歩み寄ろうとする るぅとくん。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ほら、やっぱり。
君は僕とずっと一緒にいれると 思ってるんだ。
そんな君に、最高の嫌がらせを 今送ってあげるからね。
ころん
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
なんて、笑いながら後ろを向く るぅとくん。
はたから見たらさぞ幸せなカップル に見えるだろう。
恥ずかしがる彼女と、それを ちょっとからかう彼氏。
そんな関係では、到底ないのだけれど
ころん
るぅと
ころん
るぅと
チクタクと、時計の秒針の音だけが 流れる。
と同時に、思い出が溢れる。
毎日のように小さなことで喧嘩して、 でも数時間経てばゲームをして。
それを微笑ましく見ているさとみくん
そんな2人と、もっとたくさんゲーム したり話したりしたかったな。
君が夜遅くまで作曲に追われてたのも 知ってる。
だから僕は、さとみくんとよく遊ぶようになったんだけど。
その度、君に異常なほど遊んだ日のことを聞かれたりしたのは、僕のことが 好きだったからなんだよね。
不自然によく合う視線。
さとみくんと話している時に感じる 冷たい視線。
全部全部、気づいていたのに。
見てないふりをした僕のせいで、 君を狂わせてしまった。
でもやっぱり僕は、さとみくんが 1番だから。
君のものになるくらいなら、 僕は喜んで死んでやる。
僕を好き勝手レイプしたのも、 洗脳したのも、全部許してあげる。
だから君も、僕が死ぬこと 許してね。
_さぁ、後は死ぬだけ。
君がどんな顔で僕を見るのか、 たのしみだなぁ。
だいすき、大嫌い。
グサッ……
るぅと
るぅと
るぅと
最後に見えたのは、君の絶望した顔。
最高だよ。嫌がらせは大成功かな。
ころん
ころん
るぅと
半狂乱になりながらころちゃんを呼ぶ
最後にころちゃんは、「ざまぁみろ」 と遺した。
ざまぁみろ?何言ってるの?
ころちゃんは 僕のことが好きなんでしょ?
よく分からないけど、僕がやることは 一つだけ。
ころちゃんが握っていた包丁を取り、 自分のお腹に当てる。
ころちゃんの血がついた包丁は とても綺麗で、僕が触っていいのか さえ躊躇われた。
るぅと
るぅと
ぐっと包丁を持つ手に力を入れる。
一瞬痛みを感じたけど、刺したあとは ころちゃんの元へ行けるという 高揚感で満たされた。
僕は、ちゃんと悪役になれてたかな。
るぅと
速報です。
昨夜、東京都○○区で男性二人の 遺体が発見されました。
男性二人は、同じアイドルグループに 所属しており、現在詳しい身元を 確認中です。
通報したのは同じグループに所属する メンバーの1人で、亡くなった男性の内1人と交際関係にあったようです。
凶器に使われた包丁は見つかっており 男性二人の指紋が検出された事から 自殺とみて調査が進められています。
通報した男性が何らかの事情を 知っているとみて、 現在取り調べ中です。
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう
ゆう