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コメント
2件
できたあああああああ!!!しゃあああ!!(※詳しくは雑談の第3話) 返信欄微ネタバレ注意です。
奏音視点
ここは「人狼裁判研究所」の研究長室…前の扉。僕は今日からここに入所することになったのだが、今も扉前を右往左往している。最初はやっぱり緊張するものだ。だからここで5分ぐらいうろうろしても仕方ないことなんだ。
黒酔 奏音
???
見知らぬ女性が恐る恐る話しかけてきた。白衣を着ているから研究員だろうか?
黒酔 奏音
僕が頭を下げて言うと、彼女は慌てたように付け足した。
???
なるほど。確かに今日からここに入所するのが僕だけ…ということはないか。
篠 皐月
女友達はおろか彼女すらもできたことがない僕に女性耐性なんてものはない。少し恥ずかしい…よく見たらこの人すごい美人だ…
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
篠 皐月
余計不安になってきてしまった。怖い人だからどうしようか…そんなことを考えていたのに、皐月さんが研究長室の扉をノックしてしまった。考えすぎはよくないし、挨拶してしまおう。
???
僕達が研究長室に入ると、椅子に座った男性が笑いながら穏やかに歓迎してくれた。
彼は白髪に銀色のピアスを付けていて、金色の印が縫い付けられた白衣を着ている。ピアスは付けていてもいいのだろうか?多分いいから付けているんだろうけど。
篠 皐月
黒酔 奏音
八雲 白湯
確かに彼は30代後半ぐらいのように見える…が、空気を読んで20代後半とでも思っておこう。
篠 皐月
黒酔 奏音
八雲 白湯
八雲 白湯
篠 皐月
八雲 白湯
黒酔 奏音
僕がそう言うと、彼は肯定する代わりに微笑んでみせた。
八雲 白湯
八雲 白湯
篠 皐月
八雲 白湯
人狼…人狼ゲームにおいての「悪」であり「取り除かなければいけない存在」。それは現実でも変わりない。
八雲 白湯
八雲 白湯
黒酔 奏音
八雲 白湯
綺麗事と言われて彼には申し訳ないが、納得してしまった。これは「正義の味方」に作られた場所ではなく、ただの成人達によって作られた場所なんだから。
八雲 白湯
篠 皐月
八雲 白湯
篠 皐月
八雲 白湯
問題児か。少し会ってみたい気もする。マッドサイエンティストのような人なんだろうか?
八雲 白湯
篠 皐月
八雲 白湯
黒酔 奏音
篠 皐月
黒酔 奏音
僕達は彼に軽く一礼し、部屋を後にした。