タッタ__
それはいきなりだった。
ぴ え ろ 。
そう、そうだよ
そうやって、約束…したのに。
朝は僕が迎えにいった
寒い時も、外で待ってた
お礼を言われなくても。 普通に接した
またねなんて言葉すら言われない
まぁ、仕方ないよね。よくある話。
そう思ってた
なにがあっても
笑っていた
なんで?
なんで?
聞こえなかっただけだよね
きっとそうだよね。
だって、仲良くしてた。
「1番の友達」
なんていって笑ってた
隣、僕、いたよね…?
りうちゃんにだけ…?
……嘘つき
約束、したのに
何もする気が、起きなかった。
ただ、泣いて。泣いて。
家族って、すごいよね
相談したかった
言いたかった。
でも
全部、嘘をついた
この辛さを、もし今吐き出していたら
なんて考えながら、今日を終えた。
学校を休んだ。
親は、何かを察して、連絡を済ませてくれていた。
スマホを見ると 顔が少し腫れている
そう思いながら、リビングに向かった
優しかった
家族なんて、ただ口うるさいだけで
嫌いだった
でも、1番
暖かかった。
全部話した
僕がにこにこしてれば、みんな幸せ
そんな話をした
「ピエロみたいにならないほういいよ。」
なんて言われた
僕の、居場所を
なくすのと、同じなんだよ。
うるさい
うるさいよ
なにがわかるの
他人事だからって
ガチャッ…バタンッ‼︎
さいってい
やっぱきらい
どうしたいかなんて
わかんないよ。
だって僕は、みんなに合わせて
ただただ、嫌われないように頑張って。
それだけで精一杯で。
「そんな都合いい時だけ使われる人でありたい?」
end
コメント
7件
9割実話なの悲し。(笑)
え、好きすぎます! 上手過ぎません? もぅ、神作です! いつも素敵なお話しありがとうございます