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宝石とwrwrd

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宝石とwrwrd

9 - 6話 片腕の行く先

♥

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2022年07月17日

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何故あの時大先生の言う事を聞かなかった自分

きっと久しぶりの戦闘で興奮状態やったんやな

kn

よっしゃ!行ったるで!

ut

ちょっと待ってやシッマ!

月人の頭へ武器を振るう

上手く月人の頭を斬り

終わった

と、思っていた

ピュン!

だからか知らんけど、後ろから迫る矢に気づけなかった

kn

なんでや...?

気づいた頃にはどう頑張っても避け切れない距離

半ば諦めていた

目を瞑る

白粉の剥がれた部分は見るに耐えへんし

ガシャン

宝石が壊れる時のあの硬質的な音が聞こえる

kn

...?

しかし、割れた感覚はない

恐る恐る目を開けると

ut

く...

片腕の割れた大先生がいた

ut

そういうの、洒落にならへんっての

殺意の塊のような大先生が鉛玉を月人へ撃ち込む

頭を狙い抜かれたソレは崩れ落ちていった

ut

ふー良かったわぁ

振り返った大先生は、いつもの大先生で

向けられる笑顔は昼間に見せるものと一緒だ

ut

うわっ腕ヤバいな

kn

おい、大先生

ut

ほんま無残やわ〜

kn

おい!

だから分からんかった

なんでそんな風に笑えるのか

ut

なんやねんシッマ

kn

お前...腕...

kn

...流されてるんだぞ...?

今日の持ち場は緒の浜

大先生の腕はどこかへ流れてしまった

ut

まぁ、そうやねぇ

ut

先に謝っとくわ

ut

ごめんなシッマ

その言葉を聞くのと、医務室へと大先生を連れていくのはほぼ同時だった

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