/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ユリ
いおんちゃん！
ユリ
久しぶり～
衣音
衣音
誰？
ユリ
同じ小学校だったでしょ？
ユリ
覚えてない？
衣音
あぁ！
衣音
ユリちゃんか！
衣音
久しぶり！
ユリ
いおんちゃんに話したいことがあって
ユリ
追加しちゃった！
衣音
そうなんだ
ユリ
いおんちゃんはさ
ユリ
明るくて
ユリ
優しい両親がいて
ユリ
優しくて格好いい彼氏さんがいるじゃない？
衣音
えー、急にどうしたの？w
衣音
ほめてるの？ww
ユリ
対して私は
ユリ
暗くて大人しくて
ユリ
自分の意見も言えないで
ユリ
私を好きになってくれる人なんていない
衣音
そんなことないでしょww
衣音
急にどうしたの？
ユリ
ユリ
割に合わないのではないですか？
衣音
は？
ユリ
いおんちゃんは小学校のとき
ユリ
私をいじめてらしたでしょう？
衣音
なにいってんの？
ユリ
都合の悪いことは忘れてしまわれましたか？
ユリ
私が人の頼みを断れないのをいいことに
ユリ
嫌なことに振り回したり、土下座の強要
ユリ
自分の失敗を私のせいにして必要以上に責め立てたり
ユリ
つねくったり
ユリ
足を踏んできたり
ユリ
転ばせたり
ユリ
苦手なことをさせて笑い者にしたり
ユリ
嫌なこと押し付けたり
衣音
ユリ
あれ？
ユリ
もしかしてスルーしようとしてる？
ユリ
まあ、いいや
ユリ
服に虫を入れてきたり
ユリ
大事にためていたビーズを奪ったり
ユリ
あれ、結構高かったんですよw
ユリ
それを他人の誕生日プレゼントにしたのは
ユリ
ナンセンスだと思うけどw
ユリ
何かあればにらんでくるし
ユリ
ああ！筆箱も壊された！
ユリ
それから汚れた手を私で拭いてきたり
衣音
衣音
なんなの！
衣音
さっきから！
衣音
ブロックするよ⁉
ユリ
されればいいのでは？
ユリ
そしたらアカウントを変えるか他のアプリで言いますけどwww
衣音
衣音
皆にこのこと言いふらすよ？
ユリ
でたー！www
ユリ
脅し！
ユリ
いおんちゃん得意だよね！
ユリ
何かあれば先生に言いつけるって脅して
ユリ
悪いときは私を悪者にして言いつけるって
ユリ
言い出したもんねwww
衣音
もういい！
衣音
お前のこと本当にいいふらすから！
ユリ
だから、
ユリ
言いふらせば！？
ユリ
けどさ、
ユリ
苛めっ子で横柄な性格の嫌われ者の君
ユリ
大人しくて優等生の私、
ユリ
どっちの信用をするんだろうね？
衣音
え？
ユリ
ああ！
ユリ
嫌われてるって自覚なかったんだ！
ユリ
皆から蔑まれてるのに！
衣音
そんなわけない！
ユリ
あるに決まってんじゃん
ユリ
あなたみたいなウソつき！
ユリ
大して可愛くもないのに
衣音
サイテー
衣音
友達だと思ってたのに
ユリ
そう、その友達って言葉で縛られてたね
ユリ
友達でしょ！？って
ユリ
うんざりよ
ユリ
あなたのそういうの
ユリ
した方は一瞬でも
ユリ
された方は一生なんだよ
衣音
もう文句は言い終わった⁉
ユリ
まだまだいい足りないけどw
ユリ
じゃあ、教えてあげる
ユリ
小学校の先生に相談したらあなたのことこう言ってたの
ユリ
心の根っこは良い子ですって！
ユリ
驚いちゃったわ！
ユリ
あなたは根っこまで腐ってるのに！
衣音
なにが言いたいの？
ユリ
中学のとき同じクラスになったよね
ユリ
その校外学習の班決めの日
ユリ
いおんちゃん休んだよね
ユリ
先生も皆も言ってたよ
ユリ
いおんちゃんはいらないって
ユリ
後から絶対文句言ってくるって
ユリ
ユリだったらそんなことないから
ユリ
私の方が良いって
衣音
衣音
もういい！
衣音
言いたいことは言ったでしょ！？
ユリ
じゃあ、最後に言わせて
ユリ
絶対に一生許さない
ユリ
怨んでる
ユリ
私は
ユリ
ずっと
ユリ
お前を許さない
ユリ
呪ってる
衣音がユリをブロックしました。
ユリ
呪ってるよ、ずっと前から今も。
1か月後
皐月
ユリ！聞いた？
皐月
ユリのこといじめてた衣音いるでしょ！？
皐月
精神病んで
皐月
事故に遭ったらしいよ
相手にお前を呪ってるって言うこと
それが簡単な呪い方なんだそうです。
相手は自己暗示に多少なりともなるからだとか
さて、これは作者の実体験？
そんなことはありませんよ。
けど、いじめられた内容が本当だとしたら
少なくとも相手を前から今も呪ってることはあり得るでしょうね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
