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日差しが強い

肌が弱い私には

苦手な季節になった。

風が吹く度に

髪がなびき

私の肌があらわになる。

私の

冷たく白い肌が。

吸血鬼の私が

外に出られるのは

恋をしてるからだと

母が言った。

吸血鬼は本来

恋をしてはいけない。

ましてや人間になど

ありえないだろう。

なのに私はどうしても

彼が気になって仕方がない。

朝から輝く笑顔を見せて

楽しそうに過ごす彼は

とてもカッコよく見えた。

もしも私が人間だったら

私は彼に気持ちを伝え

私は彼と共に

この日差しの中

歩いていられただろうか。

私が人間になれたなら

彼と平和に暮らせただろうか。

夏はどこを歩いても

手を繋ぐ恋人の姿が見える

見る度に私は本当に

寂しく虚しい気持ちになる

日差しが強い

やはり私は

夏が苦手だ。

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コンテストに参加いただきありがとうございます_(._.)_ポエム素敵でした!

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