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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

初めて書きます お手柔らかに…

地域の図書館。

私は毎日のようにここに通っている。

大した理由なんて特にない 本が好きだし放課後、他にすることも思いつかない

ゆう

(今日はどんな本を読もうかなぁ…)

部活を辞めてから半年

それがきっかけで図書館に通うようになったが気になる本ももう読み終えてしまった

ゆう

(1日1冊って決めてるから)

ゆう

(出来れば長すぎず楽しめるのが読みたい…)

 

 

 

ゆう

(んーだめだーー)

ゆう

(今日は良さげなの見つかんないな)

ゆう

(はぁー折角の習慣だったけど今日は諦めて帰りますかぁ…)

出入口へ向かおうと歩き出した時、

お兄さん

ねぇ君。

ゆう

……へっ?あ、わたし…ですか、?

お兄さん

そうそう君だよ。

お兄さん

…今日は本、借りないの?

ゆう

え、?

お兄さん

毎日来て借りてたでしょ?

ゆう

あぁ…はい。

この声をかけてきたお兄さん。

この人も私と同じくほぼ毎日図書館にいる人だった。

歳も名前も知らないが読む本のセンスがよく、勝手に次読む本の参考とした事もあった。

ゆう

今日は読みたい本が特に見当たらなくて帰ろうかな…と。

お兄さん

ふぅーん、、なんだ良かった。

ゆう

えっ?

お兄さん

いやぁー本読むの嫌いにでもなっちゃったのかなって

お兄さん

心配しちゃって

お兄さん

いつも来てれるし、常連客だと思ってたからさ

そう言ってお兄さんはにこにこした

ゆう

ふふっ

ゆう

本嫌いになってたら、まずここに来てないですよ 笑?

お兄さん

あっ笑 そっかぁー

今度は照れたように笑った

お兄さん

……本、がさ…嫌いじゃないのなら

お兄さん

是非おすすめ、ってか見せたい本があるんだ

お兄さん

…………どう?

ゆう

んーーーー

ゆう

読んでみたい…ですっ!

ゆう

お兄さんがいつも読んでる本、私も好きなの多いんです

ゆう

なのでそのオススメ気になります

ゆう

、、、

ゆう

あっ…盗み見みたいなことしてすみません

お兄さん

全然全然!俺もいつもいい本読んでるなーって思ってたんだよね
こちらこそ盗み見すみません 笑

ゆう

じゃあお互い様ですね 笑

お兄さん

んっ案内するよ。おいで

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