蘭
…おはよう。
悠仁
…
蘭
今の君は…どっちなのかな
悠仁
アンタ…誰だ、?
蘭
五条蘭。
蘭
呪術高専で2年を担当してる。
蘭
目隠しした大男が電話で話してたでしょ?
蘭
あの話し相手私
悠仁
呪術…伏黒…
悠仁
ッ!先輩っ!
ドスッ
悠仁
っあぁ?
悠二の目の先には、縛られた自分の手
悠仁
っなんだよ。これ、
蘭
人の心配してる場合じゃないよ?
蘭
虎杖悠仁君。
蘭
君の、秘匿死刑が決定した。
遡ること数時間前…
恵
(こんなところに呪物があるなんて…)
恵
(馬鹿馬鹿しい)
カチャツ
キイィ…
百葉箱の中身は…
恵
!?
空っぽ
恵
(おかしい、百葉箱の上も、下も、中身だって2度も確認した。)
恵
はぁぁあ、
恵
五条さんに聞くか。
プルルルルルッ
プルルルルルッ
プルル(プチッ
『もしもし〜?』
恵
ないですよ。百葉箱空っぽです。
『え?マジで?ウケるね〜』
『夜のお散歩かな?』
恵
ぶん殴りますよ。
『それ、取り戻すまで帰ってきちゃダメだから☆』
プチッ
恵
…
恵
…今度まじで殴ろ。
夜!( ¨̮ )(圧)
そしてそしてなんやこんやあり。
悟
で、指は?
恵
…
悠仁
あのー、
悟
ん?
悠仁
ごめん。
悠仁
俺、それ食べちゃった…
悟
…マジ?
マジ。
悟
ポチポチ
プルルルルル
プルルルルル
プルルルルル(プチッ
『時間を考えてくれるかなぁ、』
悟
いや〜めんごめんご。
悟
例のブツについてなんだけど、ごく普通の男子高生が食べ(
ドオオオオオオォン!!!
恵
先生ッ!!!
宿儺
ケヒッ
悟
まぁ今の音でだいたいわかったよね。
『今の音は聞きたくもなかったわ。』
『で?どうすんの。』
悟
何が?
『何がじゃないよごく普通の男子高生が少なの指飲み込んだんでしょ!?』
『そんなの上の老害共に見つかったら一発で首落とされるよ!!!』
悟
やめてよ〜本人いるんだから。
悟
あ、まぁでも今は聞こえてないか。
宿儺
シュッ
悟
パンッ
シュンッ
シュンッ
シュンッ
宿儺
(恐ろしく早い…)
宿儺
全く、いつの時代でも厄介なものだな。
宿儺
呪術師はァ!!!
悟
こんな感じよ。
『宿儺の声を生で聞けるなんて光栄だね〜なんて言ってる場合か!?』
『その子は?器だってもう決まってんの!?』
悟
いや、あと少しで決まる。
悟
9…
悟
そろそろかな?
ドックン
宿儺
!!!
宿儺
(まただ。乗っ取れない。)
宿儺
(この虎杖とか言う小僧。)
宿儺
(一体…何者…だ)
悠仁
…おっだいじょぶだった?
悟
姉さん決まった。
『器?』
悟
大正解。
『こりゃまた面倒なことになったもんだ。』
悟
まぁなんとかするよ。
『無理しないでよ。』
悟
わかってるって。
悟
じゃ。
プチッ
悟
…ほんとに制御できてるんだね!
悠仁
いやでもうるっさいんだよな。
悠仁
あいつの声がする。
悟
それですんでるのが奇跡だよ。
悟
パチンッ
悠仁
…ぁ、
ドサッ
恵
何したんすか。
悟
気絶させたの。
悟
もしこれで次起きた時宿儺に体を乗っ取られてなかったら、彼には器の可能性がある。
悟
さてここでクエスチョン!
悟
彼をどうすべきかな?
恵
…仮に器だとしても、呪術規定に基づけば虎杖は処刑対象です。
恵
でも、
恵
死なせたくありません。
悟
…私情?
恵
私情です。何とかしてください。
悟
…ふっふっふ、
悟
可愛い生徒の頼みだ!
悟
まっかせなさい︎👍🏻 ̖́-