コメント
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うわぁぁぁ!!!待ってやばい!!トキメキハートに照らされて★ 今回も最高でした!!ありがとうございます!(?) ……で、あの…私プリ小説をやってましてこの作品が全国に広まりたいくらい好きなのでプリ小説の方で宣伝してもいいでしょうか? ダメだったらダメでいいんです! 続き、頑張ってください!
悠佑
俺は勢い余って(?) ぶっ飛ばしてしまった りうらの方を見た
りうら
悠佑
セリフからは犯罪臭が漂ってきて 罪悪感を増幅させた。
悠佑
心の中に燻る自己嫌悪と罪悪感から なんとか逃れようと行動を起こす
りうら
悠佑
ただお前にも批はあったと思うという 余計な一言は喉に押し込んで謝った
悠佑
人外の人魚は俺よりも弱いようだから 優しく接することを決めた俺は 慎重にりうらの体に触れた
悠佑
りうらは短パンにTシャツと足が 見える格好をしているために気づいた 足にまばらだが鱗があるようだ
りうら
悠佑
うめき声は先ほどからちらちらと 聞こえてきたものの、息苦しそうに 咳をしているのは初めてだ。
悠佑
上半身が人、下半身が魚の化け物。 それが人魚を簡単に説明したものだ
悠佑
人は肺呼吸である。そのため人魚も そうだと考えていた。 だからすんなり陸にも慣れるとばかり 思っていた
悠佑
そう考えただけでも 俺の背筋は零度に凍った。
悠佑
浴槽、でも良いかもしれないが、 水を貯めている暇なぞない。 海の方が早く着くことはわかっていた
悠佑
りうら
いまだに意識が回復しないらしい りうらを背負い、 海へと早歩きしだした
悠佑
病み上がりで完全ではなかったが 無事にりうらを海に運ぶことができた
悠佑
また放り投げるわけにもいかないので ある程度の深さのところまで 一緒に連れて行くことにした
悠佑
腰辺りまで浸かったところで、 りうらの全身を海に浸からせてみた
悠佑
人魚について、よく知らないことを 改めて痛感する。
悠佑
人魚のこと、というよりも りうらのことを知らんと言った方が…
悠佑
一人でこんな言い訳を考えている時点でもう手遅れなのだろうが、 今はりうらが回復することを願うことに決めた
りうら
悠佑
今、海の中でヒレのようなものが 触れた気がした。
悠佑
りうら
すっかり元気になったようで、 海面から顔を出して話しかけてきた
悠佑
俺は思わず、りうらに抱きついた。 海の中だからか、よろめくといった ことはなかった。
りうら
りうら
悠佑
俺が殴って気絶させたせいで、 戻った可能性は全然あるが、そこは 伝える気も起きなかった。
りうら
りうら
悠佑
怒りが含まれたセリフの中に、 りうらの知人?と思われる人魚のこと がでてきて、思わず質問した
りうら
りうら
悠佑
タコ野郎、という随分濁した言葉でも 怒られるだなんて、 一体どんな奴なのだろうと 余計に気になってしまった
りうら
少し俯き考えたあとにすぐに ぱっと顔をあげて、りうらは言った。
悠佑
りうら
信頼からくる言葉が、 君の俺を撫でるような褒める言葉が
りうら
俺の脳を、だんだんと溶かしていく
悠佑
そのことに気づくのは、 もう少し先だろうけど。
りうら
悠佑
こともなげに言い放てるりうらを、 少し羨ましくも、恨めしくも思う
悠佑
りうら
悠佑
先ほどの、タコ野郎…さんの話を 誤魔化されるのも嫌だったので そう言った
りうら
りうら
自分よりも幼い(そう見える)りうらに 言われてしまっては面目ないので、 一旦出ることにした。
悠佑
浜辺に座り、濡れた服が少し、 気持ち悪く感じながらも話を再開した
りうら
りうら
悠佑
りうら
よくイラつかせられてるのだろうな と呼び慣れていそうな感じがしたから そう思った
悠佑
りうら
悠佑
今なにか、黒いものが燻った気が したが、目を背けることに決めた
りうら
りうら
悠佑
冗談半分の気持ちではあった。 けれど本当にそうだったら良いのに なんてありもしないことを思った
りうら
悠佑
りうら
ちょっと照れくさそうに、 りうらは笑った。
悠佑
初めて、見た顔だった。
悠佑
君をそんな顔にさせられるないこも 親友がいる君も、二人とも羨ましい
りうら
悠佑
そんなことを思っていると、 りうらが急に俺の顔…というよりは 瞳をじっと見つめてきた
りうら
悠佑
言葉の意味が理解できなかった。 脳みそが働くことを拒否したんだと、 思ってしまった。
悠佑
ゆっくりと噛み砕いてゆくが、 速度が落ちすぎてツッコむ余裕もない
りうら
りうらは、いっそ気持ちの良いほどに 悪い顔をして笑って、俺の手をとった
悠佑
左手の薬指に、りうらの歯があたり、 次に微弱な痛みが走った。 噛まれたのだ。
りうら
最後にわざとらしいリップ音を立て りうらは言った
りうら
悠佑
告白は以前にもされたはずだ、 だがああ、 ここまでの破壊力はなかったはずだ
りうら
悠佑
呆然としている間に、殴られまいと りうらは海の中へと消えていった
悠佑
また、明日。 それが嬉しかったことも、 告白も、全て、
悠佑