「ユマ、うちの学校は狂ってるの──」
マナカが転校してきたクラスには、ある狂ったルールがあった。
それは、クラス全員をトークルームに強制的に加入させ、何かあるたびにそこで『学級裁判』を開き、
裁判で負けた生徒は次の日から壮絶なイジメの対象にされてしまうのだった。
ある日、マナカはレインに反抗した罪で裁判にかけられて負けてしまい、次のイジメのターゲットにされてしまう。
そんな中、マナカの幼馴染であるユマも、マナカと同じ学校に編入する事が決まってしまった。
新生活に胸を踊らせるユマに対して、精神的に追い詰められたマナカは絶望の中で告げる。
「気をつけて、あいつらに目を付けられたら私と同じ目に遭うから」
マナカの絶望を知り、ユマはクラスの生徒達に対して復讐する事を決意する!
イラスト:おずま