竹藪島の番人
忘れられた島、竹藪島―。鬱蒼と生い茂る竹藪に覆われ、外界から隔絶されたその島には、古くからの因習と、島民たちの抱える秘密が潜んでいる。主人公は、失踪した姉の行方を追って竹藪島を訪れるが、そこで待ち受けていたのは、想像を絶する光景だった。優しい島民たちの笑顔の裏に隠された狂気、代々受け継がれる呪縛、そして、島を支配する「雲の神宮」の存在……姉の失踪の真相を探るうちに、自身の過去とも深く関わった、恐るべき事実と対峙することになる。果たしてこの島から生還できるのか?そして、竹藪島に隠された秘密とは?