放課後シークレットログ
中学1年生の鈴木莉亜は、明るくて友達も多い“陽キャ”女子。けれど誰にも言えない秘密がひとつ。──実は、男子同士の友情に“ときめく”タイプの腐女子なのだ。そんな莉亜が、放課後の図書室でこっそり描いていた「BL風スケッチブック」を、クールな先輩・**平林斗亜(中2)**に見られてしまう!
けれど、意外にも斗亜はその“秘密”を責めることなく、むしろ優しい態度を見せる。彼のちょっとツンな対応と、時おり見せる照れた表情に、莉亜の中で何かが少しずつ変わっていく。
同級生には個性的な男子たちが勢揃い。
* 常に冷静で頼れる委員長タイプの髙橋湊、
* 天然で癒し系な楢本尚永、
* ノリよく明るいムードメーカーの中島湊斗、
* そして、小学校時代から知っているクール男子・菊池新。
莉亜の毎日は彼らとのドタバタな日常に彩られながら、ちょっとずつ恋や友情の形が変わっていく。図書室で始まった小さな“秘密”が、いつしか周囲の人間関係にも影響を与えて──。
思わぬ誤解、すれ違い、胸のざわめき。
思春期まっただ中、まだ「恋」なんて知らない彼女たちの放課後が動き出す――。