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コメント
1件
あいかさん、第2話読みました!「ずっと続くと思っていた」から始まって、ラストの「永遠ではないことを」で締める構成、すごく効いてますね。六人の賑やかな日常と、らんだけが感じる小さな違和感(夕方の星、疲れを指摘するすち、不気味な夢)の対比が巧みで、続きが気になります。星がひとつずつ消えていく夢の暗示、伏線としてとても良いです。まだ2話、この伏線がどう回収されるか楽しみにしています!
なつ
らん
放課後の廊下に、六人分の声が響いていた。 いつも通り。 騒がしくて、くだらなくて。 でも 誰もが大切にしていた、いつもの時間
なつ
なつがスマホを片手に、みんなを見回す。
みこと
みことが即答した
すち
すちが笑いながら首を傾げる
みこと
らん
なつ
いるま
こさめ
みこと
なつが笑う。 六人で歩く帰り道。 誰かがふざけて。 誰かが笑って。 誰かがツッコんで。 そんな時間が、ずっと続くと思っていた。 ___その日までは。
こさめ
らん
こさめ
こさめ
らん
らんは渋々、百円玉を入れた。 狙うのは、小さな星の形をしたぬいぐるみ。
こさめ
らん
こさめ
らん
ガシャン。 アームが動く。 けれど 、
らん
ぬいぐるみは、少しだけ動いて落ちた。
こさめ
こさめ
なつ
みんなが笑う。 らんも笑った。
らん
その瞬間。 ふと、らんの視線が窓の外へ向いた。 夕焼けの空。 淡いオレンジ色の中に、小さな星がひとつだけ浮かんでいる。
らん
いるま
いるまが隣に立つ。
らん
らんは笑って、再びゲーム機へ向き直った。 まだ明るい空に、星が見えるなんて。 少しだけ変だと思った。
帰り道。
いるま
こさめ
すち
六人はそれぞれの帰り道へ分かれていく。
すち
後ろから声がした。 振り返ると、すちが立っていた。
らん
すち
らん
すち
らん
らんは笑った。 いつもの笑顔。 すちは少しだけ不安そうに見つめる。
すち
らん
その言葉を最後に、二人は別れた。
夜。 らんはベッドに寝転びながら、窓の外を眺めていた。 昼間見た、あの星。 今はもっとたくさん見える。
らん
スマホが震えた。 グループチャット。
なつ
みこと
こさめ
いるま
すち
らん
いつもの会話。 いつもの仲間。 いつもの明日。 らんはスマホを胸元に置いて、目を閉じた。
らん
小さく呟く。 そして__ その夜。 らんの夢に、見たことのない景色が現れた。
真っ暗な空。 その中に浮かぶ、無数の星。 そして―― 六つの星。 ひとつ。 またひとつ。 ゆっくりと、空へ昇っていく。
らん
誰かが遠ざかっていく。 手を伸ばしても届かない。
らん
そこで、目が覚めた。
らん
らん
心臓が、嫌なほど大きく鳴っている。 らんは息を整えながら、窓の外を見る。 夜空には、星がたくさん輝いていた。 その中で。 ひときわ明るい星が ひとつだけ、瞬いた。
らん
まだ誰も知らない。 この日常が。 永遠ではないことを。