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#御本人様とは一切関係ありません
現世くるり ◤ ペア画なう ◢
2,127
凪
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ご本人様の関係なし❌
音を立てて開く扉の音
見慣れない顔が扉の隙間から出てきて、彼に似た瞳で睨まれる。
Mikoto mother
Suchi
数秒の無音な時間。
最初にこの空気を切り裂いたのは 彼のお母さんだった。
Mikoto mother
数日前
彼は親が過干渉で、外を歩く時すら友達二人きりでは許されないと言っていた。
だけど、そんな彼の手を引いて俺は町外れまできていた。
Mikoto
Suchi
外の世界をまだ知らない彼に色んな体験をしてみて欲しかった。
夜の街は遠くから見ると綺麗だったり、人のいないところに行けば星空がはっきり見えることも
Suchi
Mikoto
口約束を交わして、俺らはずっと深い森の中まで歩いた。
奥地に行けば行くほど、足元は暗くて見えずらい。
だけど、2人だったら何も怖くなかった。
Mikoto
Suchi
Mikoto
心配性な彼の性格を利用して、毎回豊かな表情をみて俺は楽しんでしまう。
嘘を吐くのは嫌いだけど、彼の目の前だけでは楽しいことを優先してしまうのが癖だ。
Suchi
Mikoto
鴉の鳴き声が森の中に響く。
みこちゃんはびくっと震えて腕にくっついてきて、俺はそれが嬉しかった。
Mikoto
Suchi
Mikoto
いつもの真面目で優しい大型犬みたいな彼はここにはいなくて、
ここには今、俺とふたりで逃げ出して怯えた小さい犬がいるようだった。
しばらくすれば、暗い森の中をいつの間にか抜け出して野原の上に立っていた。
Mikoto
Mikoto
Suchi
キラキラした瞳で数多の星空を眺めて、大興奮しているみこちゃん。
俺は何度も見たことがあるから冷静になっているけど、俺も初めて見た時はこんな風に喜んでいたことを思い出す。
Suchi
どさっ(野原に寝転がる
Mikoto
Suchi
Suchi
Mikoto
ごろんっ(寝転ぶ
Mikoto
Suchi
Mikoto
Suchi
大きく、ゆっくりと瞼をぱちくりさせながらみこちゃんは星空を見る。
少し暖かい風が肌をすーっと過ぎ去ったところで眠気に襲われる。
Mikoto
Suchi
Mikoto
Suchi
Suchi
Mikoto
俺らが何をしても、空にある星たちは俺らのことをなんとも思わないんだろう。
だけど、俺らにとっては最初で最後のかけがえのない時間だった。
Suchi
ぎゅっ(手を握る
Mikoto
Suchi
Mikoto
ぎゅッ(握り返す
Mikoto
Suchi
まだ小さくて、だけど大きいと思っていたあの頃の俺たちには、すこしの楽しかったという感情が暖かった。
何にも代用ができないのほど、俺にとってこの時は暖かくて後に辛いことだっつ。
2日後
ちらっ(他教室を覗く
Suchi
Suchi
次の月曜日、彼は学校には来なかった。
Kosame
Suchi
Kosame
Suchi
なでなで(撫でる
Kosame
俺よりも3つ下で、みこちゃんの従兄弟の男の子。
甘えるのが大好きでみこちゃんがいる時はずっと彼にくつっいて過ごしている。
Suchi
Kosame
Kosame
Suchi
なでなで(撫でる
Kosame
みこちゃんと同じように、こさめちゃんには犬耳としっぽが見える(気がする)。
みこちゃんがレトリーバーならば、こさめちゃんはきっとチワワなんだろうな、なんてすこし微笑む。
Kosame
Suchi
手を軽く振りながら教室に戻る。
次はみこちゃんの嫌いな国語だったなぁ、そう思いながら友達のいない自分のクラスへ向かう
最後にみこちゃんが学校へ来たのは2日後の話だった。
りおん
りおん
りおん
コメント
6件
※リオンが書く作品は基本バッドエンドです。 俺も適度なタップ数は分からない☆
わぁ…このエピソード、すごく好きです。夜の森から星空の野原へ抜ける流れが美しくて、すちくんがみこちゃんのために嘘まで覚悟して連れ出したのが伝わってきました。手を握り返すみこちゃんの「約束やからな?」というセリフに、まだ小さなふたりの一生懸命さが詰まっていて胸がぎゅっとなりました。最後にみこちゃんが学校を休んでいるのが気がかりです…どうかすれ違わないでほしいな。