短 編 集 。

桃赤

ご本人様とは一切関係ありません

ニヤニヤしながら聞いてくる

…イケメンめ、

ぎゅっと、抱きしめられる

俺ね、君とのハグが1番すき

｢ああ、愛されてるな｣って、思えるんだ

さとみくんのせいで不安になったんじゃない、

ただ、君みたいなかっこよくて、キラキラしている人の隣が

俺なんかでいいのだろうか、時々不安になっちゃうんだ。

昨日も、それ言ってた。

だけどさとちゃん寝ちゃって、帰ってきたのは今日の昼

最近、ころちゃんばっかだな、

さみしい、よう、

嫉妬とか、ヤキモチを嫌いとする彼にバレたくない。

その一心で、必死に笑顔を作った

彼は俺のおでこにちゅっと口付けをすると、俺に背を向けて玄関へ歩いていった

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

ガバッと起きて隣をみる

でもそこには誰もいなくて

リビングにも、編集部屋にもいなかった。

さとちゃんいる、?│りいぬ

ころん│いるよ！迎え来る？

うん、今から行きたい│りいぬ

俺は簡単にパーカーを羽織って、家を出た

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

手、繋いで入ってきた

なんで、？

忘れ、てたんだ、笑

" めんどくさい "

言われたくなかった

相方が心配した目で俺を見てくる

冷たい目で見てくる君

やめてよ、そんな顔しないで

ころちゃんが部屋を出て、るぅちゃんと2人

彼なりに気を使ってくれたんだろう

ふわっと優しく抱きしめてくれて

俺が落ち着くまで、頭を撫でてくれた

っはー、やらかした

家に着いて速攻ベッドにダイブした。

大の大人がやることじゃないのはわかってる。

わかってる、けど

彼氏失格、

ﾋﾟｺﾝｯ

ころん│りいぬくん今から帰るって

心の準備できてねえ！

いや、彼女の前では平然を装っているが実際は余裕なんてない、

1ミリも！！！

朝が弱くてすこしバレ気味なところあるけどまあいい、

りいぬがもう帰ってくる、

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

っああ"！！

少しだけ顔を覗かせると

やっぱり泣いたあとがあって

無理やり笑顔を作って

弱々しくて、なんていうか、

今すぐ、抱きしめたい

俺が軽く挨拶をした後、2人は手を繋いで

なんてニコニコしながら帰って行った

ずっと、無言

空気が凍ってて、怖い

さとちゃんも何か言いたげだったけど、

譲ってくれた

最後の方はもう聞こえないほど、小さい声で

謝れた、の、聞こえたかな、

ぎゅっと、力いっぱい抱きしめてくる

やっぱり俺は、

メンバーみたいな、優しいハグもだいすきだけど

｢離さないよ｣とでも言うように

力強く抱きしめてくれる、桃色の彼のハグが1番すきなんだ。

ごめんなさい！！没です！！

ブクマ一言ください₍ᐡ Ⅰ ̫ Ⅰ ᐡ₎♥