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学校内に音が鳴り響く。
それが耳に届いた途端、クラスメイトの顔がぱっと明るくなる。
喧騒が溢れると共に、遠ざかっていく。
今聞こえたのは下校のチャイムだ。
クラスメイトに流されるように美月も席を立ち、扉の方へ歩み始める。
しかし、廊下には進むことが出来なかった。
颯
美月
颯
颯
ガヤ
美月
美月
颯
美月
颯
ガヤ
颯
美月
颯
美月
颯
颯
ガヤ
美月
美月は無理矢理人混みを押しのけ、涙をこらえながら急いで家に帰った。
ソファーの上には、子猫のように小さくなった美月が泣きじゃくっていた。
美月
美月
美月
美月
お母さん
お母さん
美月
お母さん
美月
美月
美月
美月
美月
お母さん
お母さん
お母さん