医師
キヨ。
医師
医師
キヨ。
キヨくんは病院で検査を受けている。
俺はそれが終わるのを 別室で待っていた。
少し会話は聞こえてくるが。
キヨ。
キヨ。
医師
医師
キヨ。
医師
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
あの時は車にはねられた衝撃で 記憶を失った。
もし同じ衝撃で戻るとしたら―
考えたくない…そんなこと…
そんなことになったら 今度こそキヨくんが…
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
俺たちは病院を出て歩いて帰る。
少し気分転換をしたいという 俺の希望だった。
長い道のりを家まで歩く。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
今度は聞き慣れない言葉。
胸の奥がモヤモヤした。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
その先の言葉を聞くのが嫌だ。
かと言って家で聞いても同じ 感情になるのはわかってはいるのだが。
キヨ。
時間が止まったような感覚。
俺の目からは涙が溢れた。
レトルト
足を止めた俺を 見慣れた表情で見つめる。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
その言葉とは真逆に 俺は泣くことしかできなかった。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
いつもの彼からは聞けない、 真面目なトーンで話し出す。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
俺の感情が、そこで爆発した。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
キヨくんに背を向け、 向かいの交差点をダッシュで駆ける。
そのときだった。
キヨ。
レトルト
俺が飛び込んだのは 赤信号の交差点。
レトルト
やばい…
そう思ったが遅かった。
自分の目の前に車が近づいてくる。
キヨ。
キヨくんの声が遠くに聞こえる。
あ…俺…ここで終わるんや…
TO BE CONTINUED…
コメント
5件
まってまって!!!泣く!泣くよ?!続きの妄想やべぇぇぇぇ
あああああああ!!!!!!やばいいいいいい!!!!! これもうレトさんを庇ってキヨがまた引かれるパターンなのでは!?!? ぐぁぁぁ!!!(?)続き待ってます!!!