テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

牛タンつくね

ごめんなさい…毎度お世話になっております…

牛タンつくね

日曜に模試受けてから熱っぽくて、下がったかと思ったら月曜の夜また熱出て今日まで死んでた女です……

牛タンつくね

余談はともかく早速ゴー〜…!

クジマ

にしても、まさかステンドグラスを突っ切って入ってくるとは思いませんでしたよ。

オリガ

あなたが扉を閉めるからでしょ。

クジマ

くくっ、それもそうですか。

クジマ

でも良かったです。あの窓嫌いんだったんですよ。
曲線ってのはどうも美しくないでしょう?

クジマ

さて、お二人に聞きたいのですが。

日晴

…っ

クジマ

どちらから先にお相手を?
同時に来ますかね。

……(チラッ

日晴

…ゴクリ、

………

クジマ

…えぇ、きっとそれがいい。
貴方達の実力を考えれば、短期決戦で終わらせるのが最良でしょうし。

日晴

、……!!

……まるでお見通しだとでも言いたげだな。

クジマ

っく。伊達にこんな職業じゃないですから。

クジマ

さぁ、かかってきなさいな。私たち2人で、処分して差し上げましょう。

…自惚れるなよ、カスが。

フラン

しゅ…ちゃ…ッ、
ひば……ちゃ…!

無理に話さないでくださいフランさん。

上腕ですよね。とにかく圧迫して止血して下さい。
こいつらは俺達に任せて

フラン

………、!

フラン

(──バカ、私……泣いちゃ駄目)

───シュバッ!!

!!

ガンッッ!!

オリガ

……チッ、

(なんつー振りだよ…目の前を突風が走り抜けってったみたいだ)

クジマ

オーリャ?貴女はあの頭の弱い金髪を。

日晴

(頭の弱い!?)

オリガ

何故?手負いから消した方がいいと思うんだけど?

クジマ

ふふ、貴女は愚直ですね。ですがここはどうか私の言う通りに。

…ッ!

(背後に手負いがいれば、俺達が攻撃に全振りできなくなるのを利用するつもりか。
……“守らないと”いけなくなるから)

オリガ

……ああ、なに。そういう事。…はぁ、悪い人

クジマ

良い事です。
──では、私が“神に恵まれなかった者”の相手をしましょうか。

……糞野郎

クジマ

…言ってなさい。心の底からそう思うのなら

ガチャッ

(!給弾。
───ここを突く)

ダッ──!

日晴

(しゅ…ッ俺も…!)

クジマ

…っふふ、青い子等だ。

ズバッッ!!

、!しまっ!!

日晴

うぉあっ…?!!

オリガ

お前如きが彼に触れようとするな。三下が

日晴

そ…そんなヨコシマなことしようとしてませんっ!!

クジマ

ぷっ…w
ほんとに面白い子だねぇ彼。

(クッソ……絶好のチャンスだったのに)

(おまけに日晴と斧で分断された。なんとなくは分かってたけどコイツら…連携型か)

クジマ

息の根は止めないでくださいね、“社長”さん。

クジマ

原則は武装解除と戦意喪失の確認までです。まぁ四肢の一本や二本は許容しますが。

クジマ

彼らは協会と国際社会への反逆者なのですから。本部監督の元で処刑場送りにしなくては。

オリガ

分かってるから邪魔しないで。戦い方はあなたよりもよく知ってる。

クジマ

はいはい。頼りにしてますから

───パァン!!

クジマ

っ、おっと。

こっちのこと忘れてもらっちゃ困るな……!

(あそこから回避に持って行けるのか。…やっぱり一筋縄じゃいかないよな)

クジマ

危ないですね…。人が話してる時は待つのがマナーではないんですか?

(まだ撃ってくる様子がない。……殺意が読めない)

(今はどちらかと言えば、──日晴の方が心配だ…ッ)

オリガ

どうしたガキ?さっきからずっとトロいんだけど?

カンッッッ!!

日晴

──ッッ!!っ、

日晴

(速ぇ…なんだよこれ…!)

オリガ

(…トロい割にはことごとく避けてくる。どこまで“眼”が良いのか)

日晴

(たった1回見切れなかったとしても絶対……死ぬ…!!)

オリガ

避けてばっかりで恥ずかしくないのか?男なら正々堂々立ち向かえば良いのに。

シュッ──

日晴

ッ……!、!

日晴

(恥ずか、しいよ…!恥ずかしいに決まってる、俺が、意気地無しだから)

日晴

(怖い。死ぬのが。怪我するのが。痛い。……逃げたい)

日晴

(いくら経験ありとはいえ、あれはもう何ヶ月も前だ…あの戦いからは)

日晴

……!

「 ───ねえ、 何が貴方をそんなに強くするの? 」

日晴

…………アリスさん…。

日晴

(………ちがう)

日晴

(そうだ、…俺はもう)

ダッ !!

オリガ

、!

オリガ

(何。一気に踏み込んできた。加えて──)

オリガ

(…恐怖がない。コイツ)

日晴

……俺はもう、

日晴

もう二度も目の前で、仲間を死なせないって決めたんだよ…………!!!

ザクッッ!

オリガ

───っ!、チィ、

オリガ

(ただのカタギのガキじゃないな。コイツは叩き上げだ)

日晴

(、服を割いた程度……!
ギリギリまで距離を詰めさせた上で後ろに跳んだのか)

オリガ

(舐めてかかるにはあまりに危険。…彼の為にも今、
私がここで消す)

クルッ

日晴

───ぁッ…?!!

ドガッッッ!!!

日晴

グフッゥ……ァ゛!!

オリガ

ナイフの振りがデカい。
これでは何処からでも蹴りが入るぞ。所詮は素人だな

日晴

(クソ、間合いを狭めすぎた……、!鼻が…折れ、)

…ヨロ、

オリガ

(逃さない。畳み掛ける)

タッッ──

日晴

!!、

日晴

(やばい、まだ頭が揺れてッ、……避けきれな)

バシュッ!!!

日晴

あ゛ぁ、ああぁ…っ!!

オリガ

(ふぅん、これでも直撃は免れるか。だが悪足掻きだ)

日晴

(パワーもスピードも俺よりよっぽど高い領域にいる………──でも、!!)

日晴

皮一枚、っ……
大したこと、じゃない…!

シュタッ!!

オリガ

…馬鹿の一つ覚えが。

ヒュッ、!

日晴

(ッ届かねぇ………!)

オリガ

はぁっ!!!

メキッッッ゛

日晴

(ぐ……、避けれても風圧で吹っ飛びそう…!!)

日晴

(俺じゃ、勝て……ない)

日晴

(!───いや…違うだろ。勝てる勝てないんじゃない)

日晴

(勝たなきゃ、なんだ)

オリガ

……いつでも来ればいい。せめて、楽に斬り殺す

-続-

マフィア物語Ⅲ -白魔の哮り、黎明の泪-

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚