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お久しぶりです
書き出したのはいーものの
早速行き詰まるって言うwww
やっと6人出ます、お待たせしました
今回から出てくる()内の表現は手話です
次の日の朝になり
午前中は検査や何やらがあるとの説明を受けるも
俺の頭の中はアイツの事で一杯だった
人生の底辺を経験して尚
這い上がってきたアイツの言葉は
一つひとつ重く感じた
それをしっかり噛み砕いて飲み込み
自分の中に叩き込む
そうしたら俺も生きる意味が
見つかるかもしれない
午前の検査を終え昼食を済ますと
kty
ひょっこりドアから現れたのは
バスケ部のマネージャーだった
mz
mz
kty
kty
mz
kty
mz
mz
kty
mz
kty
mz
屋上の出来事を話すと
ktyは少し驚くも嬉しそうに
俺の話を最後まで聞いてくれた
mz
mz
mz
mz
kty
kty
mz
kty
kty
mz
kty
kty
kty
mz
kty
kty
mz
kty
mz
足が完治した頃には
バスケへの未練は無くなってんのかな?
それが不安で曖昧な回答をすると
察したのかktyは話題を変えた
kty
mz
kty
mz
kty
病室内に響いた2人の笑い声
寝てる人とかもいたら気まずいし……
mz
kty
そう言ってktyは車椅子に俺を乗せ病室を後にした
夜だと気づかなかったけど
この病院の屋上は広く設備も整っていて
ベンチやら芝生やらが所々にあって
ここで面会を楽しんでる人が何人かいた
その中には勿論…………
mz
kty
mz
視線の先のアイツの傍には
友達なのか同年代の男の人が3人いた
kty
mz
kty
そんな会話をしながら通り過ぎると
声を掛けてきたのは向こうだった
at
mz
向こうのお友達を思えば無視する方がいいんだろうけど
相変わらず凄い察知能力に驚き
つい声が出てしまった
at
mz
ふとatの隣にいた男性を見ると
片手でatの手を握り空いた手で
atの肩を叩き「お友達?」と聞いていた
at
えっと、俺はもうお友達なのか?
するとその男性は俺を見て
にこっと笑った
ak
mz
at
at
ak
正直驚いた
昨日会った時はクールで淡々としてたのに
こんな一面もあるんだ………
ちらっとktyを見ると
いいよ、と言わんばかりに
静かにうんうん、と頷いてくれた
ak
at
mz
at
めっちゃ嬉しそうに喜ぶ顔は
何か昨日からは想像できないほど
無邪気な少年で可愛く感じた
ak
すると青い子が隣の人に手で
ぱぱっと会話する、多分手話かな?
tg
at
青い子が手話で通訳すると
緑の子はぺこりと頭を下げた
mz
kty
俺達の言葉に3人は笑顔で迎え入れてくれた
ずっと手話を見ていた子だけは無表情だった
tg
kty
tg
ak
at
mz
kty
tg
pr
tg
kty
tg
tg
pr
tg
at
mz
俺がそう言うと、tgはピタリと手を止めた
pr
tg
pr
あれ、俺何かマズイ事言ったかな?
at
ak
at
atはそう言って俺ににこりと笑った
何かを訴えるその笑顔で気付いた
NGワードは“比べる”だ、気をつけよう
kty
mz
それから色んな話を聞いた
手を握ってる時はakと一緒じゃなきゃ動けなかったり
prは人と関わるのが苦手だったり
でも明るい性格らしかったり
tgは寝る間を惜しんで今でも手話の勉強したり
akとatはサポーターを超えた仲だったり
akは卒業してもatの傍でサポートするって決めてたり
でもatがそれを良く思ってなかったり
みんな、前を向いていた
下を向いているのは俺だけだった
それから数日経ち
何となく仲も深まってきたある日の事だった
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