この作品はいかがでしたか?
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まだ 外が肌寒い時刻
玄関前にある煙草 を 取って外へ行く
少し歩いて 海辺へ
案の定肌寒かった
半袖短パン
そろそろ 長袖長ズボン
カチッ…
火がつく
朝日がとても綺麗だった
まるで煙草についてる 火みたいに
フゥ〜
煙吐く
最高だ
このままずーっと時間が過ぎればな
そこら辺にあったコーラを 口に含む
炭酸が抜けていた
数ある服の中から今日着る服を 探し出す
半袖短パンの方がいいが 今日はそうとは行かない
シワシワのシャツ、 青いスーツジャケット 赤いネクタイ
全身鏡に身を移し 服装チェック
誰が デブコ〇ンくんや
時間が無いため急ぐ
メガネを拭いて 革靴を履く
誰かに挨拶して 外へ出る
のそのそ熊のように 歩いていく
あいつの家までは 近いはずなのに 遠く感じる
朝方は肌寒かったが 日が出て 蒸し蒸ししている
青いスーツジャケットを 腕にかけて ネクタイをゆるめる
こんな格好なんでしたんだ
足がもっととろくなっていく
顔を上げると高層マンションの頭が 見えてきた
何回建てだろうか
頭が見えても 入口はまだ
日差しが強く 暑くなってきた
コンビニに立ち寄ろう なんて考える
あいつとの約束は やっぱ破れない とも思う
額から汗が垂れてくる
天気予報は 気まぐれ
予報だからね
「暑すぎるやろ…」
そう呟いたら
入口が見えた
開放感に包まれた
「ふぅ…やっとかよ」
服を着直して 汗をふき 声と髪の毛を整えて 扉の前に経つ
高級マンションのロビーには ジンベイザメが 優雅に泳ぐ水槽がある
そしてカウンターには 綺麗なお姉さん2人
口説く
おはようございます
おはよう〜綺麗なお姉さん
ここにお住まいの方でしょうか?
うーん…君とは初めて会うね
ここには住んでないよ
住みたいけどね、君の顔を見るために
ここのお住まいの方に会いに来たんですね
いいや、君に会いに来た
ここにお住まいの方のお名前言ってもらってもいいですか?
無視は酷いな〜
まぁ…コネシマって奴に会いにきたんだよね
コネシマさんですね…
女
面倒臭い生き物だ
いいなりになれば なんていつも言う
夜の街に 誘いたかったな
鍵を貰って
エレベーターへ
エレベーター
あいつは 最上階に住んでいる
都市を見下させる 部屋
俺にとっては 夢の国でしかない
友達しか入れないあいつ
「女より仲間やろ」
あいつはいつもそう言う
男といた方が確かに楽だ
20階
誰かが乗ってくる
あれ?
鬱先生
そこには 後輩がいた
え、なんでおるんですか
それは俺が問いたい
意味わかんないっす
ボロくそマンションに住んでる兄貴が
なぜこんな所に?
あ、言えってか?
最上階のやつに会いに来た
あ、奇遇っすね
俺もっす てかこんな所に来る理由それしかなかったですわw
くっそ…
お前はなんの用事なん?
まぁゲームしに行きますよ あと…お土産ですね
あれ?お前もなん? 3人でゲームなんて聞いてへんかったぞ
俺もっすね
あいつか…
50階。
2人一緒にエレベーターを出る
扉が2つ
2つもなぜあるんだ
後輩が扉を開ける
入りましょ
長い廊下を渡る
真ん中の扉が開く
よォ大先生!!
鬱先生
コネシマ
ショッピ
元気がいいコネシマ
金があったら そうなるのか
リビングの奥の部屋から 笑い声が聞こえてきた
鬱先生
手で扇ぎながら問う
笑い声をあげながら 答える
コネシマ
コネシマ
コネシマ
鬱先生
びっくりだ
だから後輩もいるのか
コネシマ
ショッピ
なんで…みんな呼んだのか
コネシマ
少し俯いた顔であいつが問う
鬱先生
聞き返すと次は 満面の笑みで
コネシマ
みんなと遊ぶ方 俺楽しいわ!
いつも言う同じ言葉なのに 何故か心に刺さった
今までへぇ〜で流していたのに 違う…
鬱先生
そうやな!!
俺の楽しみは 女と遊ぶことなんかじゃない
仲間たちと遊ぶ それが
俺の楽しみ
投稿遅れてすみません
なんか難しかったです(笑)
順序?見たいのがすんごい おかしいんですが
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ではまた会いましょう
おつです
コメント
26件
なんだかんだknさんは心あるんやな…(((失礼
スゥー…好きなんでブックマークっと…