未来のりりあ
だめよ!
りりあ博士
えっ…?
未来のりりあ
そんなことしたら、世界がめちゃくちゃになっちゃうの!
その声の招待は、『私』だった。
朱花
え…?
朱花
…せっ…
朱花
はかせが2人…?
朱花がそう言うと、
また誰かが奥から出てきた。
??
私たちは、未来の貴女達です!
りりあ博士
み…未来?
その人たちは、未来の私たちだという。
未来の朱花
そうです!
未来のりりあ
私たちは、時間旅行を沢山しちゃって…
未来のりりあ
世界がめちゃくちゃになってしまったの!
りりあ博士
え…?
朱花
う…嘘ですよね?!
未来のりりあ
嘘ではないの!
未来の朱花
私達は貴女達ですよ?
未来のりりあ
嘘つかないこと、分かってるよね!
そんなこと…
りりあ博士
わかんないなぁ…
朱花
ですね…
未来のりりあ
…それでも!私は私を信じてるし…
未来の朱花
私ははかせを信じてるはずです!
りりあ博士
それは…そうだけど…
思わず納得してしまった。
未来のりりあ
それなら!時間旅行は諦めてくれないかな…?
未来の朱花
…世界を、守るためです!
そう言われ、私は…
りりあ博士
分かったよ…
諦める、ことにした。
朱花
はかせ?!
りりあ博士
時間旅行は諦める!
未来のりりあ
よかった!
りりあ博士
でも、貴女達ももうやらないでね、
私はやらないのに、あっちがやるなんてずるいから。
未来のりりあ
わかってる!
未来のりりあ
それじゃあ、かえるね!
朱花
…本当に、諦めちゃうんですか?
朱花
時間旅行…
朱花
あんなに、楽しみにしていたのに…
朱花はそう言うと、
時間操作装置を持ってきた
りりあ博士
…いいの、!
りりあ博士
それはもう壊そう?!
私は思いきって、言った。
朱花
え?!
りりあ博士
持っていたら…使っちゃう気がするの…
朱花
そう…ですか…
朱花が惜しそうに、いった。
朱花
それなら…一緒に壊しましょう…?
朱花
…せっ…
朱花
はかせ…
りりあ博士
うん、!
ガコッ
ガンッガンッ
そうして、私の夢はおわった。