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歌い手になりました。

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歌い手になりました。

第13話 - 歌い手になりました。#13

2,163

2018年09月24日

#すごすご

#成長物語

#歌い手

#恋愛

#青春

#友情

すごすご(*´ `*)

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すごすご(*´ `*)

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ゆうな(織姫・七夕)

ねぇ…

ゆうな(織姫・七夕)

ほしくんは私が彼女だったら

ゆうな(織姫・七夕)

…どうなる？

彦星・七夕

彦星・七夕

ねぇ

彦星・七夕

誘ってんの？

ゆうな(織姫・七夕)

…え？

彦星・七夕

俺さ、一応これでも男子だよ？

彦星・七夕

おりちゃんは女子。

ゆうな(織姫・七夕)

…うん。

彦星・七夕

夜8時に兄妹でもない男女が同じ部屋にいる。

ゆうな(織姫・七夕)

…うん？

彦星・七夕

何とも思わないの？

ゆうな(織姫・七夕)

…何を？？

彦星・七夕

…そっか。

ゆうな(織姫・七夕)

え？え？

彦星・七夕

おりちゃんは何も思わないって事か。

ゆうな(織姫・七夕)

ちょ？えっ？

彦星・七夕

いや、何でもないよ。

ゆうな(織姫・七夕)

…ねぇ、ほしくんは何か思うの？

彦星・七夕

…思うかもね。

ゆうな(織姫・七夕)

…え？

彦星・七夕

それとさぁ、

彦星・七夕

今後、俺以外にそんなこと言わないでね？

ゆうな(織姫・七夕)

え？うん。

彦星・七夕

そうじゃないと…

ﾄﾞｻｯ

ゆうな(織姫・七夕)

きゃ…

彦星・七夕

こうなるからね？

彦星は織姫を押し倒す。

ゆうな(織姫・七夕)

ほしくん…？

ゆうな(織姫・七夕)

(やばいっ、なんか緊張してきた！？)

彦星・七夕

…おりちゃん。

ゆうな(織姫・七夕)

…ほ、ほしくん…？

彦星・七夕

…ぐぁぁぁぁあ！

ゆうな(織姫・七夕)

ほしくん！？

彦星・七夕

俺には無理だっ。

彦星・七夕

こんな純粋な女の子を襲うなんて無理なんだぁぁあ！

ゆうな(織姫・七夕)

ちょ、ほしくん！？

ゆうな(織姫・七夕)

襲うっ！？！？

彦星・七夕

よし、アップロードするか。

ゆうな(織姫・七夕)

この体制でそれ！？

彦星・七夕

あ、ごめん。

彦星はベッドをおりる。

彦星・七夕

公開するね。

ゆうな(織姫・七夕)

絵師さんは？？

彦星・七夕

大丈夫、ちゃんと届いてる。

ゆうな(織姫・七夕)

見せてよ～。

彦星・七夕

お楽しみにぃ～

ゆうな(織姫・七夕)

えええ！？

彦星・七夕

さ、俺は帰ろうかなぁ。

ゆうな(織姫・七夕)

うわっ、もうこんな時間！？

時計を見るともう夜8時30分だった。

ゆうな(織姫・七夕)

おくっていこうか？

彦星・七夕

…は？

ゆうな(織姫・七夕)

えっ？

彦星・七夕

いや、お前、俺男だし。

ゆうな(織姫・七夕)

いや、知ってるし。

彦星・七夕

ちげぇよっ！

彦星・七夕

俺を送って行ったらお前帰りは一人だろっ！？

ゆうな(織姫・七夕)

え…あ…うん。

彦星・七夕

お前女子って自覚しろよー。

ゆうな(織姫・七夕)

してるっちゃしてるんだけど…。

彦星・七夕

してないから言ってるの！

彦星・七夕

ほら、部屋に入りな。

ゆうな(織姫・七夕)

近くまで行く！

彦星・七夕

だーめ、ほら、

ゆうな(織姫・七夕)

くそっ！

彦星・七夕

おいっ！(笑)

ゆうな(織姫・七夕)

気をつけてね、それじゃ。

彦星・七夕

おう、また明日。

彦星・七夕

じゃあ、午前中に現地集合で。

ゆうな(織姫・七夕)

はーい！

ゆうな(織姫・七夕)

なゆなゆ！！

なゆなゆ

はい、どうしました？

ゆうな(織姫・七夕)

明日お邪魔します。

ゆうな(織姫・七夕)

今日は強制でごめんなさい！

ゆうな(織姫・七夕)

ちょっと興奮してたから…。

なゆなゆ

あぁ、いいよ。

なゆなゆ

じゃ、待ってるね。

ゆうな(織姫・七夕)

うん、ありがと！

ゆうな(織姫・七夕)

ゆうな(織姫・七夕)

最終的のほうは怖いかもだけど、私達がいるから大丈夫だよ。

なゆなゆ

なゆなゆ

え？

なゆなゆ

おりちゃん…？

なゆなゆ

なゆなゆ

ありがとう、少し救われたよ。

翌日

ゆうな(織姫・七夕)

…ｶﾞｸｶﾞｸ

ゆうな(織姫・七夕)

(こ、ここを押せばいいのね…)

ゆうな(織姫・七夕)

(よ、よし押すぞっ！)

ぴ、ピーンポーン

よろる

ちょ(笑)なんでインターホンもつまってんだよ(笑)

ゆうな(織姫・七夕)

あ、よろる！！

なゆなゆ

いらっしゃい～。

ゆうな(織姫・七夕)

なゆなゆ～！！

なゆなゆ

ちょ、手をブンブン振らないでよ(笑)

ゆうな(織姫・七夕)

お邪魔しまーす！

なゆなゆ

お邪魔されまーす。

ゆうな(織姫・七夕)

あ、まだほしくん来てないんだね。

なゆなゆ

うん。

ゆうな(織姫・七夕)

ねーねー歌を歌おうよ！

よろる

えっ？

ゆうな(織姫・七夕)

やっぱり、落ち込んだ時は私達らしく歌だよっ！

ゆうな(織姫・七夕)

歌！！

なゆなゆ

…そうかもね。

よろる

え…でも…え…あ…

よろる

よろる

そうかもね！！

彦星・七夕

ちょ、俺を忘れるなよ！？

ゆうな(織姫・七夕)

あっ、ほしくん！

なゆなゆ

彦星！！

よろる

よっ、昨日ぶり！

彦星・七夕

んでっ、歌は何を歌うの？

ゆうな(織姫・七夕)

そりゃ、天ノ弱でしょっ！

彦星・七夕

振り分けなら任せろ！

なゆなゆ

Mixは任せて！

よろる

俺はマイクを用意するね！

ゆうな(織姫・七夕)

(ほら、なゆなゆも生き生きしてきたっ！)

ゆうな(織姫・七夕)

(やっぱり、人は楽しいことをみんなで共有するのが一番かんだよっ！)

ゆうな(織姫・七夕)

ゆうな(織姫・七夕)

(楽しいことをみんなで共有…)

ゆうな(織姫・七夕)

(……ともか。)

ゆうな(織姫・七夕)

(……)

織姫は黙ってAouTubeを開く。

そして、天ノ弱のカラオケ版を検索する。

隣では、印刷した歌詞を振り分けしている彦星。

隣の防音性の部屋ではパソコンで音源を整えている、なゆなゆ。

その隣でマイクをセットしているよろる。

やっぱりみんな生き生きしていた。

なゆなゆ

僕がずっと前から思った事を話そうか(笑)

ゆうな(織姫・七夕)

友達に戻れたら…

ゆうな(織姫・七夕)

これ以上はもう望まないさ…。

よろる

君がそれでいいなら

よろる

僕だってそれで構わないさ？

彦星・七夕

嘘つきの僕が吐いた

彦星・七夕

反対言葉の

彦星・七夕

彦星・七夕

アイノウタ

ゆうな(織姫・七夕)

よっし、出来たぁあ！

よろる

完成したね！

なゆなゆ

俺はやっぱり…歌が好きだな。

ゆうな(織姫・七夕)

…うん。

なゆなゆ

歌が俺を落ち着かせてくれる。

彦星・七夕

歌には不思議な魔法があるよな！

ゆうな(織姫・七夕)

うんっ！

よろる

魔法って…(笑)

よろる

うわ、もう6時間たってる！？

ゆうな(織姫・七夕)

もう、5時！？

なゆなゆ

ほんとだっ！？

なゆなゆ

お昼食べ忘れてるー(笑)

彦星・七夕

でも、俺はちょっとおにぎり食べたー。

よろる

俺はサンドイッチ。

なゆなゆ

俺は何にも食べてないよ！

ゆうな(織姫・七夕)

私も！！

よろる

まぁ、予約してるから。

ゆうな(織姫・七夕)

えっ？？

彦星・七夕

んっ？

なゆなゆ

おっ？？

よろる

焼き肉だよ✨

なゆなゆ

や、

ゆうな(織姫・七夕)

や、

彦星・七夕

や、

ゆうな(織姫・七夕)

やったぁぁあ！！

なゆなゆ

やったぁぁあ！！

彦星・七夕

やったぁぁあ！！

なゆなゆ

♪やーきにく♪

ゆうな(織姫・七夕)

♪やーきにく♪

なゆなゆ

♪お腹がすいたぞ♪

なゆなゆ

♪やーきにく♪

ゆうな(織姫・七夕)

はっ！？

ゆうな(織姫・七夕)

ゆうな(織姫・七夕)

ここは…？

ゆうな(織姫・七夕)

てか、寝てた？

目が覚めると、なゆなゆの家のベッドにいた。

ゆうな(織姫・七夕)

…なんで？？

ゆうな(織姫・七夕)

(あ…私帰りは車の中で寝てたのか…)

リビングを見ると明かりはついていた。

ゆうな(織姫・七夕)

(みんな起きてるのかな)

すると、、

なゆなゆ

みんなは分からないだろっ！！！！！

ゆうな(織姫・七夕)

！？

なゆなゆの叫び声が聞こえる。

なゆなゆ

そう簡単に言うなよ！！！

なゆなゆ

体験したことないだろ！？

彦星・七夕

だけど、それを引きずる事はないだろ！？

よろる

やめなよ！！！

よろる

織姫はまだ寝てるんだよ！？

よろる

他の人にも迷惑かけるの？

なゆなゆ

…ごめん。

彦星・七夕

……っ

ゆうな(織姫・七夕)

みんな…？

彦星・七夕

おりちゃん！！！

よろる

織姫！

なゆなゆ

おりちゃん…

ゆうな(織姫・七夕)

なゆなゆ…

織姫はなゆなゆの側に行く。

なゆなゆ

おりちゃん…

ゆうな(織姫・七夕)

まだ、怖い？

なゆなゆ

…うん。

ゆうな(織姫・七夕)

…そっか、辛いよね。

なゆなゆ

…ありがとう。

それを気にくわぬ顔で彦星が見る。

彦星・七夕

…でも今も引きずるなんて

彦星・七夕

情けない。

なゆなゆ

……

ゆうな(織姫・七夕)

ほしくん。

ゆうな(織姫・七夕)

私、それ間違ってると思う。

なゆなゆ

……

よろる

…

彦星・七夕

は？

彦星・七夕

なんでだよ。

ゆうな(織姫・七夕)

私、ほしくんがどこかへ遠くへ行ったら

ゆうな(織姫・七夕)

もう、会えないとか言われたら

ゆうな(織姫・七夕)

何日も何週間も

ゆうな(織姫・七夕)

何年も引きずる。

彦星・七夕

………

彦星・七夕

俺も…かな。

ゆうな(織姫・七夕)

でしょ、

ゆうな(織姫・七夕)

それと同じだよ。

ゆうな(織姫・七夕)

なゆなゆも辛い思いをしてるんだから。

なゆなゆ

……おりちゃん。

ゆうな(織姫・七夕)

なに？

なゆなゆ

君はなんでこんな俺を慰めてくれるの？

ゆうな(織姫・七夕)

……

ゆうな(織姫・七夕)

大切な、大切な、友達で

ゆうな(織姫・七夕)

大切な、大切な、仲間だから。

ゆうな(織姫・七夕)

私の大好きな人だから。

ゆうな(織姫・七夕)

…方って置くわけには

ゆうな(織姫・七夕)

いかない。

なゆなゆ

……

なゆなゆ

よろるさんといい、彦星といい、マネージャーといい

なゆなゆ

…おりちゃんといい。

なゆなゆ

俺は……

なゆなゆ

恵まれてる。

なゆなゆ

昔なんかと全然違う。

ゆうな(織姫・七夕)

…そうだね。

ゆうな(織姫・七夕)

そう、私達はなゆなゆが大好きなの。

ゆうな(織姫・七夕)

必要としているの。

ゆうな(織姫・七夕)

だから

ゆうな(織姫・七夕)

ゆうな(織姫・七夕)

不安にならないで。

ゆうな(織姫・七夕)

ゆうな(織姫・七夕)

私達はどこにもいかない。

なゆなゆ

ぅ…ぁ…ぅ…

なゆなゆ

うわぁぁぁぁあ！！！

なゆなゆは織姫に抱きつく。

ゆうな(織姫・七夕)

…なゆなゆ……。

よろる

……毛布持ってくるね。

よろるは目を赤くしながら

洗面台に行った。

彦星・七夕

なゆなゆ、ごめんな。

彦星・七夕

俺、人の事全然考えてなかった。

なゆなゆ

ううん、

なゆなゆ

俺こそ、大きい声で叫んでごめん。

彦星・七夕

ううん、俺ガキだから

彦星・七夕

大人と歯向かうとかめっちゃ怖かった。

なゆなゆ

俺だって怖かったよー！

なゆなゆ

だってやんちゃな高校生だよ！？

彦星・七夕

あはは！(笑)

彦星・七夕

俺をなんだって言うんだよ！(笑)

ふたりとも目を赤くしながら笑っていた。

……そのとたん織姫は思い出した。

──懐かしい

──この感じ、あったよね。

みんなで泣きながら笑ってたね。

ねぇ、

お父さん

ゆうな(織姫・七夕)

ハロー

彦星・七夕

ハロー

ゆうな(織姫・七夕)

この声が君に届きますか？

彦星・七夕

君が閉ざした心のドア叩いてる。

なゆなゆに見せるのを忘れていたのを織姫と彦星は同時に思い出した。

でも、それはもうお互いに家に帰った後だった。

織姫は日曜日の夜

ひとりベッドで考えていた。

ゆうな(織姫・七夕)

(引きずる……)

ゆうな(織姫・七夕)

(…ともか…)

ゆうな(織姫・七夕)

(どうしよう、、学校行きたくないなぁ。)

ゆうな(織姫・七夕)

(…引きずる！！)

ゆうな(織姫・七夕)

(そう、ともかがおっきく引きずる前に助けないといけない。)

──大好きな人だから

──方って置くわけにはいかない。

ゆうな(織姫・七夕)

…(だよね、)

ゆうな(織姫・七夕)

(………)

翌日

隣のクラスの先生(佐藤先生)

横江！！！！

ともか

…はい。

ゆうな(織姫・七夕)

(うわ、、ここのクラスまで来てるじゃん。)

ゆうな(織姫・七夕)

(まぁ、作戦通りに行こう！)

隣のクラスの先生(佐藤先生)

早く来い！

ともか

…はい。

ゆうな(織姫・七夕)

…(ついていく！)

人通りの少ない中庭

隣のクラスの先生(佐藤先生)

今日もだぞ。

ともか

もう…終わりにしませんか。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

は？

ともか

…あの…だからっ…

隣のクラスの先生(佐藤先生)

分かってるよな？

隣のクラスの先生(佐藤先生)

成績下げんぞ？

ともか

ひっ…ご、ごめんなさい…。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

大丈夫だ、今日も俺についてくれば、成績は上げてやる。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

他のヤツと格差があるようにな。

ともか

…そんなの…入りません…

隣のクラスの先生(佐藤先生)

あ？

ともか

ひっ…なんでも、ありません！

ゆうな(織姫・七夕)

…(OK、証拠確認)

ゆうな(織姫・七夕)

ねぇ、やめなよ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

誰だ！？

ともか

！？

ゆうな(織姫・七夕)

佐藤先生ひっどー

隣のクラスの先生(佐藤先生)

なっ、お前は！！！

ともか

ゆうな！！！！！

ゆうな(織姫・七夕)

最低、きも、

隣のクラスの先生(佐藤先生)

はっ、それがどうした。

ゆうな(織姫・七夕)

これ、みてくれる？

ゆうなはスマホを見せる。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

なんだ！？

ゆうなは動画再生ボタンを押す。

「今日もだぞ。」

「もう…終わりにしませんか。」

「は？」

「あの…だからっ…」

「成績下げんぞ？」

「ひっ…ご、ごめんなさい…。」

「大丈夫だ、今日も俺についてくれば、成績は上げてやる。」

「他のヤツと格差があるようにな。」

「そんなの…入りません…」

「あ？」

「ひっ…なんでも、ありません！」

隣のクラスの先生(佐藤先生)

なっ！？

ゆうな(織姫・七夕)

これ、何か分かるよね？

隣のクラスの先生(佐藤先生)

お前！！！

佐藤先生がゆうなを殴る。

ともか

ゆうな！！！

ゆうな(織姫・七夕)

…あはは

ゆうな(織姫・七夕)

よくやってくれたよ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

は…？

ゆうな(織姫・七夕)

これも、録画してるから…。

ともか

！！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

なっ！？！？

ゆうな(織姫・七夕)

いい、はやく自首しな。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

隣のクラスの先生(佐藤先生)

ははは。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

はははははははははははは！！！！！

ゆうな(織姫・七夕)

っ、

隣のクラスの先生(佐藤先生)

流石、ガキだなぁ。

ゆうな(織姫・七夕)

は？

隣のクラスの先生(佐藤先生)

俺は先生だぜ？

ゆうな(織姫・七夕)

だから？

隣のクラスの先生(佐藤先生)

お前の成績を自由に操れる。

ゆうな(織姫・七夕)

…ふーん。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

お前は音楽大学にいきたいんだっけ？元波。

ゆうな(織姫・七夕)

そうだけど、なに。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

絶対行けないようにシテヤル！！！！！！！

ゆうな(織姫・七夕)

だから？

ゆうな(織姫・七夕)

無理だね、私は。

ゆうな(織姫・七夕)

この証拠が残ってるんだから。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

はぁ？

隣のクラスの先生(佐藤先生)

よく言えるな。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

俺は男だ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

お前らみたいな女のガキじゃない。

ゆうな(織姫・七夕)

は…。

ゆうなは嫌な予感がした。

ゆうな(織姫・七夕)

ともか、逃げて！！

ともか

えっ！？

ゆうな(織姫・七夕)

はやk…ぐはっ！！！

ともか

きゃぁぁ！！ゆうな！！！

ともか

ゆうな、待っててすぐ人を！！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

おっと、そうはさせない！

ともか

きゃあっ！！！！

佐藤先生はともかの首を掴む。

ゆうな(織姫・七夕)

ともか！！！！

ゆうな(織姫・七夕)

くそっ！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

お前達を殺すか、スマホを始末するか。

ともか

ひ…ぃ……

隣のクラスの先生(佐藤先生)

横江ぇ。

ともか

ひいっ！！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

お前はどっちがいいかぁ？

ゆうな(織姫・七夕)

っ……くそっ！！！

ともか

スマホを壊すほうが…いい…です…

隣のクラスの先生(佐藤先生)

ほんとか？

ともか

はいっ、それで、ゆうなが助かるならっ！！

ゆうな(織姫・七夕)

ともか！！！！

ともか

…ゆうな……！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

あはははは、おもしれぇ！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

じゃあ、横江ぇ。

ともか

は、はい…。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

さらに、先生と放課後つきな？

ともか

いやっ！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

あ？

ともか

あ、ちが…

隣のクラスの先生(佐藤先生)

なら、元波は殺す。

ともか

やめて下さい！！！

ゆうな(織姫・七夕)

ともか……

隣のクラスの先生(佐藤先生)

はっ、

隣のクラスの先生(佐藤先生)

だから逆らわないほうがいいんだよ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

大人にはな。

佐長　ゆうき

佐長　ゆうき

なに、大人ぶってんの。

ゆうな(織姫・七夕)

！？！？

ともか

佐長君！？！？

佐長ゆうき　

ゆうな、ともかのクラスメイト。

漫画から出てきたような容姿に正義感のある男子。

柔道部に所属。

佐長　ゆうき

今すぐ横江を離しな。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

おぉ、佐長じゃないか。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

先生は男子のなかでは佐長が一番評判いいぞ？

佐長　ゆうき

隣のクラスの先生(佐藤先生)

先生の代わりになんでもしてくれて、運動神経もいいからな。

佐長　ゆうき

…

隣のクラスの先生(佐藤先生)

佐長のおかげで俺の給料も伸びるぜ、ははは！

佐長　ゆうき

俺は先生のために頑張ってなんかいませんよ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

そうか、そうか(笑)

隣のクラスの先生(佐藤先生)

だがな、先生も助かってるんだぞ(笑)

佐長　ゆうき

…それがどうしたんですか、先生。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

…

隣のクラスの先生(佐藤先生)

先生、残念だなぁ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

評判のいい佐長が、先生に逆らおうとしてるんだからなぁ。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

そりゃ、成績も下げないといかんなぁ。

佐長　ゆうき

…

佐長　ゆうき

勝手に下げれば？

隣のクラスの先生(佐藤先生)

隣のクラスの先生(佐藤先生)

は？

佐長　ゆうき

いや、俺は別にいいし。

佐長　ゆうき

横江と元波が何も無かったら俺は別にどうなってもいいし。

隣のクラスの先生(佐藤先生)

正気か？佐長。

佐長　ゆうき

当たり前ですよ、先生。

佐長　ゆうき

俺は先生みたいにくず人間じゃありませんからね。

佐長　ゆうき

ゆうな(織姫・七夕)

(お、おぉ、流石…)

隣のクラスの先生(佐藤先生)

そうか、、なら

隣のクラスの先生(佐藤先生)

これでどうだ？

佐藤先生はともかの首をしめる。

ともか

ぐ…ぁ…

佐長　ゆうき

…それは駄目じゃないですか。

佐長は戦闘体勢になる。

そして───

佐長　ゆうき

ハッ！！！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

ぐはっ！！！

佐藤先生に蹴りを一発！

佐藤先生はその衝撃でともかを話す。

ゆうな(織姫・七夕)

ともか！！！

ともか

ゆうな！！！！

ゆうな(織姫・七夕)

大丈夫、なにも痛くない？

ともか

……うん

ともか

でも、佐長君と先生が…っ！

佐長　ゆうき

ふたりは逃げてて。

佐長　ゆうき

んで、先生に知らせてくれない？

ゆうな(織姫・七夕)

うん、分かった……！！

隣のクラスの先生(佐藤先生)

いい加減にしろ！！！

佐長　ゆうき

がっ！！！

佐長の口から赤い液体が。

ともか

ひゃぁぁぁあ！！！

ゆうな(織姫・七夕)

っ！！！

ゆうな(織姫・七夕)

佐長君っ！！

佐長　ゆうき

くそ……

彦星・七夕

っ、おりちゃん！！！

ゆうな(織姫・七夕)

えっ！？！？

そこには……

ゆうな(織姫・七夕)

ゆうな(織姫・七夕)

ほ、ほしくん！？

次回予告

ゆうな(織姫・七夕)

ほしくん！？！？

ともか

えっ…おりちゃん！？ほしくん！？

ともか

えっ、ほしくん！？！？

突然現れた彦星。

そして……

隣のクラスの先生(佐藤先生)

……許さないっ…！！

最後までありがとうございました。

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それでは

さよならすごすご(*´∀`)♪