りょう
りょう
りょう
りょう
これは僕がまだ17歳の時の話
ダンッ
ころん
お前には関係ねぇだろ!
何度言えば分かるんだよ!
ころん
当時付き合っていた彼氏は浮気が酷く、
暴力も同じくらい酷いものだった。
俺がいなきゃ何にもできねぇくせに文句ばっかり言いやがって!!
ころん
__んだよその目は…!
ころん
・
・
・
.....ん
.....ろん!
ころん!!
ジェル
ころん
僕はあの後異変に気付いた友達に連れられて彼氏とは別れた。
ジェル
だけど、僕の精神はボロボロのままで…。
少しでも気が楽になればと、とあるセラピーを受診することに。
ジェル
こんにちは、本日はよろしくお願いします~
お辛いことや話したくないことは無理にお話ししなくて大丈夫ですからねぇ~
リラックスして、心を落ち着かせましょう
何なら寝てもらってもいいですよ~
先生の声はとても優しくて僕はついウトウトして.....
今日は少し寒いですね
ころん
ころん
フッ
さとみ
さとみ
さとみ
微睡みの中に広がる見覚えのない光景。
それでも、僕は何故か理解ができた。
ころん
ころん
自分は10代の少年で、病魔に侵されていてもうすぐ命が尽きてしまうこと。
この少年と深く、愛し合っていること。
ころん
ころん
ぼくは傍観者のようにそれを見ていた。
不思議と、この少年が僕なんだって、何の疑いもなく信じることができた。
ころん
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
未来で、ころんを待ってるから
・
・
・
ころん
いやー、もう春が待ち遠しいですね
ころん
どんな?
ころん
数ヶ月後
ころん
すみません
ころん
恥ずかしながら道をお尋ねしたくて
,,,あれ?
さとみ
ああ、
ころん
ここにいたんだね
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
りょう
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