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#岩本照
おその★
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花凜
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コメント
23件
ひさしぶり〜〜〜!!!! よくコメントしてたすの担です^^
続きが楽しみです!
午前4時50分。 まだ、外は薄暗い。
テレビ局の駐車場に、一台の大きなロケバスが停まっていた。
次々とSnowManのメンバーが乗り込んでくる。
佐久間
向井
朝から元気なのは、やっぱりこの2人。 佐久間大介と向井康二。
佐久間
ラウール
車内は笑い声でいっぱいだった。 そこへ───
渡辺
静かな声が聞こえる。 全員が振り向く。 渡辺翔太だった。
黒いキャップを深く被り、大きな欠伸をしながらロケバスへ乗り込む。
深澤
渡辺
返事は短い。
それだけでも、いつもより疲れているのが分かった。
目黒が隣へ歩いて行く。
目黒
翔太は苦笑いした。
渡辺
目黒
渡辺
少しだけ間を空けて言う。
渡辺
渡辺
目黒
阿部が思わず振り返る。
阿部
渡辺
渡辺
岩本
岩本まで苦笑した。 翔太自身も分かっていた。
今日のコンディションは最悪だと。
翔太は最後尾の窓際へ座る。
すると前の席では───
佐久間
佐久間
案の定。 佐久間と康二の大きな声。
翔太は小さく笑いながらも、眠そうに目を擦る。
渡辺
2人が振り返る。
渡辺
渡辺
その声は優しかった。 康二はすぐに両手を合わせる。
向井
佐久間も慌てる。
佐久間
佐久間
渡辺
翔太は少し笑う。
その笑顔を見て、みんなも自然と声のボリュームを落とした。
エンジンがかかる。 ロケバスは静かに出発した。
翔太はバッグからアイマスクを取り出す。
渡辺
目黒
渡辺
アイマスクを付ける。 視界は真っ暗。 耳にはエンジン音だけが聞こえる。
渡辺
シートにもたれ、ゆっくり意識が遠のいていった。
約40分後。 高速道路を降りる。 ロケ地は山の奥。 道は徐々に細くなっていく。 運転手も慎重にハンドルを切る。
右へ。左へ。また右。 穏やかなカーブが続き始めた。
アイマスクをしたまま眠っていた翔太の体が、小さく左右へ揺れる。
渡辺
渡辺
浅い眠りから少しだけ意識が浮かぶ。 まだ目は開けない。 真っ暗なまま。 体だけが揺れている。
ぐら…… ぐら……
渡辺
また眠ろうとする。 だが、車体は山道へ。 今度は急なカーブ。 身体が大きく横へ揺れる。
渡辺
翔太は無意識に眉を寄せた。 胃がふわっと浮くような感覚。 まだ眠気の方が勝っている。
渡辺
そう思い、もう一度眠ろうとする。
しかし、くねくね道は終わらない。 右。左。上り坂。下り坂。 何度も身体が揺れる。 アイマスクの中は真っ暗。
目で揺れを予測できないぶん、体だけが振られていく。
次第に胸のあたりがむかむかし始めた。
渡辺
少し気持ち悪い。 喉の奥が熱い。 冷たい汗が首筋を伝う。
翔太はゆっくりアイマスクを外した。 眩しい光が目に入る。
渡辺
窓の外を見る。 木々が流れていく。 その景色を見た瞬間。 胃がさらに揺さぶられた。
渡辺
小さく息を止める。 まだ大丈夫。 まだ我慢できる。 そう自分に言い聞かせる。
その頃、前の席では小さな声で話していた佐久間と康二。 ふと康二が振り返る。
向井
翔太が窓に頭を預けたまま動かない。
向井
返事がない。 目黒も気づく。
目黒
ゆっくり目を開けた翔太は、顔色が明らかに悪かった。
渡辺
渡辺
車内の空気が一気に変わる。 目黒はすぐ背筋を伸ばした。
目黒
翔太は小さく頷く。
渡辺
自分でも苦笑する。
渡辺
またカーブ。 ぐらっ。
渡辺
思わず口元を押さえる。
阿部
阿部がすぐに様子を見に来る。
阿部
翔太は返事をしようとするが、言葉にならない。
喉の奥が熱く、息をするだけで胃が揺れる。
渡辺
その一言だけだった。
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち