自分
自分
自分
自分
自分
自分
自分
紫
スマホ片手に足を組んでいる彼。
彼というのは弟の桃。
俺は高3、桃は高1。
だから2つ下の弟になる。
桃
最近は俺に対する反抗期が来たのか、冷たい態度を取ってくる。
今だって、俺を見ないまま返事をしているし。
桃
そう言って立った彼。
高さが同じくらいになると同時に目線があった。
その目が少し怒っているように思えた。
桃
紫
こいつは俺が風呂上がりということを忘れたのか。
今日は風呂場に上着を持っていくのを忘れていた。
だから上半身が裸になってしまっている。
でも、風呂上がりならありえることだと思うけど。
桃
桃の目には俺に何か起こっているとでも思っているのだろうか、
段々俺を壁に押し付けてくる。
紫
桃
そう言って下を向きながらため息をついた桃。
3秒ほどのため息。
それが終わると目線があった。
桃
桃
紫
途端に塞がれる唇。
弟にキスされるなんて。
こんなことしていいのか。
少し口が開いてしまうと、舌が入ってきた。
苦しくなって桃の胸をとんとん叩くと、素直に離してくれた。
紫
紫
桃
紫
桃
桃
そう言ってモノをつんつんと押してくる。
どうやら弟とのキスで主張してしまったらしい。
紫
桃
桃
何を言っているんだこいつは。
紫
桃
桃
紫
桃
桃
どうやら俺には、とんでもない弟がいたようです…。
自分
自分
自分
自分
コメント
4件
めっちゃ好き! 兄弟っていいよね( ´ཫ` )
ブクマ失礼します… 最高すぎました。
ブクマ失礼します!